重んずる者
- ヨハネ12:26, 詩91:14-16 -
「わたしに仕えようとする者は、わたしに従え。そうすれば、わたしのいるところに、わたしに仕える者もいることになる。わたしに仕える者がいれば、父はその人を大切にしてくださる。」(ヨハネ12:26)
私たちは神様が我々を本当に重んじておられることを知らなければならない。パウロは「あなたがたの内に働いて、御心のままに望ませ、行わせておられるのは神であるか らです。何事も、不平や理屈を言わずに行いなさい。(ピリピ2:13-14)”と言った.
そうしたら神様はどんな人たちを重んじておられるのか?
1. 神様を重んずる者である。
⑴ 神は彼を重んじる。
「…わたしを重んずる者をわたしは重んじ、わたしを侮る者をわたしは軽んずる。」 (Ⅰサムエ2:30)
⑵ 神が彼に神の知恵を与える。
「主を畏れることは知恵の初め。無知な者は知恵をも諭しをも侮る。」(箴1:7)
⑶ 神は彼に糧を与える。
「主を畏れる人に糧を与え、」(詩111:5)
⑷ 神はご自分の約束をとこしえに御心に留める。
「契約をとこしえに御心に留め。」(詩111:5) <神が約束したことの例; 詩91:14-16>
①「彼はわたしを慕う者だから、彼を災いから逃れさせよう。」
②「わたしの名を知る者だから、彼を高く上げよう。」
③「彼がわたしを呼び求めるとき、彼に答え。」
④「苦難の襲うとき、彼と共にいて助け、彼に名誉を与えよう。」
⑤「生涯、彼を満ち足らせ/わたしの救いを彼に見せよう。」(詩91:14-16)
* <参考> テモテへのパウロの勧め (Ⅱテモテ3:1-5) <参照; 箴5:5-14>
2. イエス様に仕える者である。(本文)
⑴ イエス様に仕える者は誰なのか?
① イエス様は“だれでも”と言われた.
「だから、だれでも人々の前で自分をわたしの仲間であると言い表す者は、わたし も天の父の前で、その人をわたしの仲間であると言い表す。」(マタイ10:32)
「だれでも、わたしの天の父の御心を行う人が、わたしの兄弟、姉妹、また母であ る。」(マタイ12:50)
⑵ イエス様を仕える方法は何なのか?
① イエス様は“わたしに従え”と言われた.
「わたしに仕えようとする者は、わたしに従え。…」(ヨハネ12:26, 本文)
② イエス様は“模範を示したのである”と言われた.
「ところで、主であり、師であるわたしがあなたがたの足を洗ったのだから、あな たがたも互いに足を洗い合わなければならない。わたしがあなたがたにしたとおり に、あなたがたもするようにと、模範を示したのである。」(ヨハネ13:14-15)
「あなたがたが召されたのはこのためです。というのは、キリストもあなたがたのために 苦しみを受け、その足跡に続くようにと、模範を残されたからです。」(Ⅰテトロ2:21)
「わたしがキリストに倣う者であるように、あなたがたもこのわたしに倣う者となりなさい。」(Ⅰコリン11:1)
⑶ イエス様に仕える者たちに下さる祝福は何なのか?
① 父なる神様が彼を重んじる。(ヨハネ12:26, 本文)
② イエス様の羊を飼う者になる。(ヨハネ21:15-17)
「… 悲しくなった。そして言った。「主よ、あなたは何もかもご存じです。わた しがあなたを愛していることを、あなたはよく知っておられます。」イエスは言わ れた。「わたしの羊を飼いなさい。」(ヨハネ21:17)
③ 神の国にてイエス様の統治に参与する。(ヨハネ14:3, ルカ22:28-30)
「行ってあなたがたのために場所を用意したら、戻って來て、あなたがたをわたしのもと に迎える。こうして、わたしのいる所に、あなたがたもいることになる。(ヨハネ14:3)
「あなたがたは、わたしが種々の試練に遭ったとき、絶えずわたしと一緒に踏みとどまってくれた。だから、わたしの父がわたしに支配権をゆだねてくださったように、わたし もあなたがたにそれをゆだねる … 」(ルカ22:28-30)