なぜイエスを信じなければならないのか
- ヨハネ福音書14:6 -
[インマヌエル 上巻.1-02]
[ヨハネ福音書14:6] 「イエスは彼に言われた。「わたしが道であり、真理であり、いのちなのです。わたしを通してでなければ、だれひとり父のみもとに来ることはありません。」
++ イエス・キリストは誰であり、何をされたのか? 永遠のいのちを望む人は誰でもこれを明確に知る必要があります。なぜなら、神の御言葉である聖書が、イエス・キリストについて証言しているのです(ヨハネ福音書5:39)。また、永遠のいのちとは、彼らが唯一のまことの神であるあなたと、あなたの遣わされたイエス・キリストとを知ることです(ヨハネ福音書17:3)。
1. なぜ人間は満足することなく苦しんでいるのか。
(1) 霊的に死の状態にあるからである。
(2) 霊と肉で罪の中から抜け出せないからである。
(3) 真の礼拝の対象を知らないからである。
2. 人間の根本状態はどうなのか。
(1) 神は人をご自身のかたちに男と女を創造し、神は彼らを祝福された。(創世記1:27~28)
「27 神はこのように、人をご自身のかたちに創造された。神のかたちに彼を創造し、男と女とに彼らを創造された。28 神はまた、彼らを祝福し、このように神は彼らに仰せられた。「生めよ。ふえよ。地を満たせ。地を従えよ。海の魚、空の鳥、地をはうすべての生き物を支配せよ。」 (創世記1:27~28)
(2) 人は自分の罪過と罪との中に死んでいた者であった。(エペソ書2:1、創世記3:1~20)
「あなたがたは自分の罪過と罪との中に死んでいた者であって、」 (エペソ書2:1)
(3) その結果
① 神からの栄誉を受けることができなくなった。(ローマ書3:23)
「すべての人は、罪を犯したので、神からの栄誉を受けることができず、」 (ローマ書3:23)
② 不従順の子らの中に働いている霊に従った。(エペソ書2:2、第一コリント10:20)
「そのころは、それらの罪の中にあってこの世の流れに従い、空中の権威を持つ支配者として今も不従順の子らの中に働いている霊に従って、歩んでいました。」 (エペソ書2:2)
③ 神の御怒りを受けるべき子らであった。(エペソ書2:3)
「私たちもみな、かつては不従順の子らの中にあって、自分の肉の欲の中に生き、肉と心の望むままを行ない、ほかの人たちと同じように、生まれながら御怒りを受けるべき子らでした。」 (エペソ書2:3)
④ 人間は、一度死ぬ。(ヘブライ書9:27)
「そして、人間には、一度死ぬことと死後にさばきを受けることが定まっているように、」(ヘブライ書9:27)
⑤ 人間は、死後にさばきを受ける。(ヘブライ書9:27)。
⑥ 神の怒りが待っている。(ルカ福音書16:19~31、黙示録14:9~10)
「9 ... もし、だれでも、獣とその像を拝み、自分の額か手かに刻印を受けるなら、10 そのような者は、神の怒りの杯に混ぜ物なしに注がれた神の怒りのぶどう酒を飲む。また、聖なる御使いたちと小羊との前で、火と硫黄とで苦しめられる。」 (黙示録14:9~10)
3. 救い(永遠のいのち)とは何か?
(1) 救いは、唯一の真の神と神の遣わされたイエス・キリストとを知ることである。(ヨハネ福音書17:3)
「その永遠のいのちとは、彼らが唯一のまことの神であるあなたと、あなたの遣わされたイエス・キリストとを知ることです。」 (ヨハネ福音書17:3)
(2) イエスを受け入れた人々には、神の子どもとされる特権をお与えになる。(ヨハネ福音書1:12、マタイ福音書16:16~19、ローマ書10:9~10)
「この方を受け入れた人々、すなわち、その名を信じた人々には、神の子どもとされる特権をお与えになった。」 (ヨハネ福音書1:12)
(3) その結果
① 神の子どもとされる特権を与える。(ヨハネ福音書1:12)
② キリストと共に生かし、救いを与える。(エペソ書2:5)
③ 罪と死の原理から、解放される。(ローマ書8:2、黙示録14:9、ヨハネ福音書14:3)
「なぜなら、キリスト・イエスにある、いのちの御霊の原理が、罪と死の原理から、あなたを解放したからです。」 (ローマ書8:2)
4. なぜ他の宗教には救いがないのか?
(1) 他の宗教は原罪による人間の死と神の裁きを解決できないからである。(ローマ書3:23)
「すべての人は、罪を犯したので、神からの栄誉を受けることができず、」 (ローマ書3:23)
(2) 人間を救われる方は、イエス・キリストのほかにはいないからである。(使徒行伝4:12)
「この方以外には、だれによっても救いはありません。世界中でこの御名のほかには、私たちが救われるべき名としては、どのような名も、人間に与えられていないからです。」 (使徒行伝4:12)
① イエスは真の神であり、真の人間である。(ヨハネ福音書1:1, 14)
② イエスは道であり、真理であり、命である。(ヨハネ福音書14:6)
③ 神の御子イエスは悪魔のしわざを打ちこわす。(第一ヨハネ3:8)
「罪のうちを歩む者は、悪魔から出た者です。悪魔は初めから罪を犯しているからです。神の子が現われたのは、悪魔のしわざを打ちこわすためです。」 (第一ヨハネ3:8)
++ イエス・キリストはすべての人の唯一の救い主である。イエス・キリストを信じて受け入れる者は、神の愛を受ける神の子となる。そして、神は彼らにイエス・キリストの中にある永遠の命を与え、真の慰めと平安を与えてくださる。