永遠のいのち
- 第一ヨハネ5:11~12 -
[インマヌエル 上巻.2-11]
[第一ヨハネ5:11~12] 「11 そのあかしとは、神が私たちに永遠のいのちを与えられたということ、そしてこのいのちが御子のうちにあるということです。12 御子を持つ者はいのちを持っており、神の御子を持たない者はいのちを持っていません。」
++ 神は世を愛し、そのひとり子をお与えになりました。それは御子を信じる者が、ひとりとして滅びることなく、永遠のいのちを持つためである。神が御子をこの世に遣わされたのは、世をさばくためではなく、御子によって世が救われるためである。(ヨハネ福音書3:16~17)
1. どこで永遠のいのちについて知ることができるのか?
- 「そのあかしとは、神が私たちに永遠のいのちを与えられたということ」 (本文)
(1) 聖書は永遠のいのちについて証言する。
- 神の御言葉である聖書は、永遠のいのち、すなわち救いについて証言している。
[第二テモテ3:15] 「また、幼いころから聖書に親しんで来たことを知っているからです。聖書はあなたに知恵を与えてキリスト・イエスに対する信仰による救いを受けさせることができるのです。」
[ヨハネ福音書20:31] 「しかし、これらのことが書かれたのは、イエスが神の子キリストであることを、あなたがたが信じるため、また、あなたがたが信じて、イエスの御名によっていのちを得るためである。」
2. 誰が私たちに永遠のいのちを与えられるのか?
- 「神が私たちに永遠のいのちを与えられたということ」 (本文)
(1) 神が私たちを愛し、永遠のいのちを与えられた。
[ヨハネ福音書3:16] 「神は、実に、そのひとり子をお与えになったほどに、世を愛された。それは御子を信じる者が、ひとりとして滅びることなく、永遠のいのちを持つためである。」
(2) 私たちはどのようにして永遠のいのちを持つようになったのか?
[ローマ書5:8] 「しかし私たちがまだ罪人であったとき、キリストが私たちのために死んでくださったことにより、神は私たちに対するご自身の愛を明らかにしておられます。」
[エペソ書2:8~9] 「8 あなたがたは、恵みのゆえに、信仰によって救われたのです。それは、自分自身から出たことではなく、神からの賜物です。9 行ないによるのではありません。だれも誇ることのないためです。」
3. 誰が永遠のいのちを持っているのか?
- 「御子を持つ者はいのちを持っており」 (本文)
(1) 神と神の御子イエス・キリストの中に永遠のいのちがある。
[ヨハネ福音書5:26] 「父がご自分のうちにいのちを持っておられるように、子にも、自分のうちにいのちを持つようにしてくださったからです。」
[ヨハネ福音書1:3~4] 「3 すべてのものは、この方によって造られた。造られたもので、この方によらずにできたものは一つもない。4 この方にいのちがあった。このいのちは人の光であった。」
(2) 私たちはどうすれば永遠のいのちを与えられるのか。<参考; ヨハネ福音書10:27~29>
[ヨハネ福音書10:27~29]「27 わたしの羊はわたしの声を聞き分けます。またわたしは彼らを知っています。そして彼らはわたしについて来ます。28 わたしは彼らに永遠のいのちを与えます。彼らは決して滅びることがなく、また、だれもわたしの手から彼らを奪い去るようなことはありません。29 わたしに彼らをお与えになった父は、すべてにまさって偉大です。だれもわたしの父の御手から彼らを奪い去ることはできません。」
[ヨハネ福音書17:2] 「それは子が、あなたからいただいたすべての者に、永遠のいのちを与えるため、あなたは、すべての人を支配する権威を子にお与えになったからです。」
[ヨハネ福音書1:12] 「この方を受け入れた人々、すなわち、その名を信じた人々には、神の子どもとされる特権をお与えになった。」
[ヨハネ福音書5:24] 「まことに、まことに、あなたがたに告げます。わたしのことばを聞いて、わたしを遣わした方を信じる者は、永遠のいのちを持ち、さばきに会うことがなく、死からいのちに移っているのです。」
(3) 私たちが永遠のいのちを持っていることをどのように知ることができるのか?
[ローマ書8:16] 「私たちが神の子どもであることは、御霊ご自身が、私たちの霊とともに、あかししてくださいます。」
[ガラテヤ書4:6] 「あなたがたは子であるゆえに、神は「アバ、父。」と呼ぶ、御子の御霊を、私たちの心に遣わしてくださいました。」
+ 永遠のいのちについてイエスの証言
[ヨハネ福音書17:3] 「その永遠のいのちとは、彼らが唯一のまことの神であるあなたと、あなたの遣わされたイエス・キリストとを知ることです。」
++ 私たちは、主イエス・キリストを通して私たちに救いの恵みと永遠のいのちを与えてくださった神様に心から感謝しましょう。そして、主が弟子たちに頼まれたことを、私たちもイエス・キリストの中で正直に、誠実によく実践しましょう。