神様の導き
- 箴3:5-6 -
「心を尽くして主に信頼し、自分の分別には頼らず、常に主を覚えてあなたの道を歩け。そうすれば、主はあなたの道筋をまっすぐにしてくださる。」 (箴3:5-6)
神様は永遠の愛で私たちを導いてくださる。その愛はどんな状況の中でも変わらない。それでは、私たちが神様の導きを受けるにはどうすればいいのか。またその導きは私たちにどのようにあわられるのか。
1. 神様の導きを受けるにはどうすればいいのか?
⑴ 心をつくして神に頼らなければならない。(箴3:5 本文)
① 私たちが神の心を知るために何をすればいいのか?
「あなたがたはこの世に倣ってはなりません。むしろ、心を新たにして自分を変えていただき、何が神の御心であるか、何が善いことで、神に喜ばれ、また完全なことであるかをわきまえるようになりなさい。」 (ローマ12:2)
② 私たちが神に頼れることは何なのか?
「わたしはあなたを目覚めさせ、行くべき道を教えよう。あなたの上に目を注ぎ、勧めを与えよう。」 (詩32:8)
③ 神はご自分の頼る者に何を約束された。
「祝福されよ、主に信頼する人は。主がその人のよりどころとなられる。」(エレミ17:7)
⑵ 自分の英知に頼ってはならない。(箴3:5 本文)
① なぜ自分の英知を頼ってはならないのか?
「わたしの思いは、あなたたちの思いと異なり、わたしの道はあなたたちの道と異なると、主は言われる。天が地を高く超えているように、わたしの道は、あなたたちの道を、わたしの思いは、あなたたちの思いを、高く超えている。」 (イザヤ55:8-9)
② 神はその民にどんな警告をされたのか?
「主はこう言われる。呪われよ、人間に信頼し、肉なる者を頼みとし、その心が主を離れ去っている人は。」 (エレミ17:5)
⑶ いつも神を認めよう。 (箴3:6 本文) <参照; Ⅰテサロ5:9, 18, ヤコブ1:12>
「そこで、パウロは最高法院の議員たちを見つめて言った。兄弟たち、わたしは今日に至るまで、あくまでも良心に従って神の前で生きてきました。」 (使23:1)
* イエス様はどんな原則に従ってすべてのことをなさったのか?
「わたしが天から降って來たのは、自分の意志を行うためではなく、わたしをお遣わしになった方の御心を行うためである。….」 (ヨハネ6:38-39)
2. 神様の導きは私たちにどのようにあわられるのか?
⑴ 私たちの道を指示してくださる。 (箴3:6 本文) <参照; ヨハネ14:6>
「あなたの御言葉は、わたしの道の光、わたしの歩みを照らす灯。」 (詩119:105)
⑵ 私たちの道をまっすぐにしてくださる。<参照; 詩:1:1-3>
「神を畏れ敬うことを諭したゼカルヤが生きている間は、彼も主を求めるように努めた。彼が主を求めている間、神は彼を繁栄させられた。」 (代下26:5)
① 自分にとって理解できない状況にいるときにどうすればいいのか?<参照;ピリピ4:6-7>
「あなたがたの中で知恵の欠けている人がいれば、だれにでも惜しみなくとがめだてしないでお与えになる神に願いなさい。そうすれば、与えられます。」(ヤコブ1:5)
② 神様の約束が実現されるのに必要なことは?
「信仰とは、望んでいる事柄を確信し、見えない事実を確認することです。昔の人たちは、この信仰のゆえに神に認められました。」 (ヘブラ11:1-2)
「神の御心を行って約束されたものを受けるためには、忍耐が必要なのです。」(ヘブラ10:36)
⑶ 神の指示に従えるために、神の霊を与えてくださった。
「わたしたちは、世の霊ではなく、神からの霊を受けました。それでわたしたちは、神から恵みとして与えられたものを知るようになったのです。」 (Ⅰコリン2:12)
* 私たちの人生の中で、現在神に求めていることは何なのか?
また、そのことのために私たちが行っていることは何なのか?
私たちは当然、神を信頼しよう。私たちが神を本当に信頼し認めれば、神は私たちを最も良い道に導いてくださる。神は私たちのすべてを知って、私たちの歩みを守ってくださる。それだけでなく、父なる神様は限りのない知恵と力と豊かさで私たちに必要なすべて を満たしてくださる。