神様の愛
- ヨハネ3:16 -
「神は、その独り子をお与えになったほどに、世を愛された。独り子を信じる者が一人も滅びないで、永遠の命を得るためである。」(ヨハネ3:16)
「たえなる神の愛、ことばにつくせず。高き星をこえて、低きこの地へと。ひとり子遣わし、いけにえとし。罪あるたましい、赦したもう。神のくしき愛、はかりしれず。とわに変わらぬ愛、ほめうたいませ。」(讃頌歌 404章1節)
1. この世に現れた神様の愛 -「神は、世を愛された。」
⑴ 愛する者は皆、神から生まれ、神を知っている。
「愛する者たち、互いに愛し合いましょう。愛は神から出るもので、愛する者は皆、神から生まれ、神を知っているからです。愛することのない者は神を知りません。神は愛だからです。」(Ⅰヨハネ4:7-8)
⑵ 神の愛がわたしたちの心に注がれている。
「希望はわたしたちを欺くことがありません。わたしたちに与えられた聖霊によって、神の愛がわたしたちの心に注がれているからです。」(ローマ5:5)
⑶ 神の愛から、わたしたちを引き離すことはできない。
「高い所にいるものも、低い所にいるものも、他のどんな被造物も、わたしたちの主キリスト․イエスによって示された神の愛から、わたしたちを引き離すことはできないのです。」(ローマ8:39)
2. 神様が下さった愛の贈物 - 「その独り子をお与えになった」
⑴ 神は、この世を愛して、独り子を世にお遣わしになりました。
「神は、独り子を世にお遣わしになりました。その方によって、わたしたちが生きるようになるためです。ここに、神の愛がわたしたちの内に示されました。」(Ⅰヨハネ4:9)
⑵ アブラハムは神を畏れ、独り子イサクを焼き尽くす献げ物としてささげた。
「あなたの息子、あなたの愛する独り子イサクを連れて、モリヤの地に行きなさい。わたしが命じる山の一つに登り、彼を焼き尽くす献げ物としてささげなさい。」(創22:2)
「御使いは言った。「その子に手を下すな。何もしてはならない。あなたが神を畏れる者であることが、今、分かったからだ。あなたは、自分の独り子である息子すら、わたしにささげることを惜しまなかった。」(創22:12)
⑶ マリアは高価な香油をイエスの頭に香油を注ぎかけた。<参照 ヨハネ12:3-7>
「一人の女が、極めて高価な香油の入った石膏の壷を持って近寄り、食事の席に着いておられるイエスの頭に香油を注ぎかけた。」(マタイ26:7)
「はっきり言っておく。世界中どこでも、この福音が宣べ伝えられる所では、この人のしたことも記念として語り伝えられるだろう。」(マタイ26:13)
3. 救って下さる神様の愛
- 「独り子を信じる者が一人も滅びないで、永遠の命を得るためである。」
「わたしたちが神を愛したのではなく、神がわたしたちを愛して、わたしたちの罪を償ういけにえとして、御子をお遣わしになりました。ここに愛があります。(Ⅰヨハネ4:10)
⑴ 神の御子の死によって神と和解させていただいた。
「敵であったときでさえ、御子の死によって神と和解させていただいたのであれば、和解させていただいた今は、御子の命によって救われるのはなおさらです。」(ローマ5:10)
⑵ 神の御子は我らのために十字架にかかれ死んで下さった。
「彼が刺し貫かれたのはわたしたちの背きのためであり、彼が打ち砕かれたのはわたしたちの咎のためであった。彼の受けた懲らしめによってわたしたちに平和が与えられ、彼の受けた傷によって、わたしたちはいやされた。」(イザヤ53:5)
⑶ 誰でも、神の御子イエス․キリストを信じる者は救われる。
「御子を信じる人は永遠の命を得ているが、御子に従わない者は、命にあずかることがないばかりか、神の怒りがその上にとどまる。」(ヨハネ3:36)
「わたしの父の御心は、子を見て信じる者が皆永遠の命を得ることであり、わたしがその人を終わりの日に复活させることだからである。」(ヨハネ6:40)
⑷ 救われたすべての者に永遠の命を下さった。
「わたしは彼らに永遠の命を与える。彼らは決して滅びず、だれも彼らをわたしの手から奪うことはできない。わたしの父がわたしにくださったものは、すべてのものより偉大であり、だれも父の手から奪うことはできない。」(ヨハネ10:28-29)