弟子が続けること
- 使徒行伝5:42 -
[インマヌエル 下8-09]
[使徒行伝5:42] 「毎日、宮や家々で教え、イエスがキリストであることを宣べ伝え続けた。」
*** イエスは父なる神の御心に従い、善い行いをなさるとともに、神の国について教えながら熱心に福音を知らせた。
イエスの弟子たちも、イエスの行いと教えを常に覚え、その御心に従って善い行いをし、「イエスはキリストであり、神の御子である」と教え、宣べ伝え続けた。
[ルカ福音書19:10] 「人の子は、失われた人を捜して救うために来たのです。」
[マルコ福音書1:38] 「イエスは彼らに言われた。「さあ、近くの別の村里へ行こう。そこにも福音を知らせよう。わたしは、そのために出て来たのだから。」
1. 教えること
(1) 原理:弟子としての信仰生活を送る。 - 御言葉と祈り (使徒行伝6:4)
① 御言葉:教会の説教壇を中心に
② 祈り:定時に祈る。聖霊の導きによって祈る。
[使徒行伝6:4] 「私たちは、もっぱら祈りとみことばの奉仕に励むことにします。」
(2) 内容:イエスはキリストであり、神の子である。(使徒行伝5:42、マタイ福音書16:16)
① 福音のメッセージ
② 週間メッセージ
③ 聖書研究教材(インマヌエル宣教会発行)
(3) 方法:聞いたことを忠実な人々に託す。(第二テモテ2:2)
① 自分自身を教える。-聖徒の交わり(教会;礼拝、神学校、宣教会)
② 教師として他の人を教える。-聖書研究(ミションホーム;信仰の証し)
③ 忠実な働き手に託す。
[第二テモテ2:2] 「多くの証人の前で私から聞いたことを、他の人にも教える力のある忠実な人たちにゆだねなさい。」
2. 伝道すること
(1) 原理:主の恵みの中で実を結ぶ。(ヨハネ福音書15:5, 16)
① 主の内に留まる。
② 主の名によって祈る。
[ヨハネ福音書15:5] 「わたしはぶどうの木で、あなたがたは枝です。人がわたしにとどまり、わたしもその人の中にとどまっているなら、そういう人は多くの実を結びます。わたしを離れては、あなたがたは何もすることができないからです。」
[ヨハネ福音書15:16] 「あなたがたがわたしを選んだのではありません。わたしがあなたがたを選び、あなたがたを任命したのです。それは、あなたがたが行って実を結び、そのあなたがたの実が残るためであり、また、あなたがたがわたしの名によって父に求めるものは何でも、父があなたがたにお与えになるためです。」
(2) 内容:イエスはキリストであり、神の子である。(使徒行伝5:42、マタイ福音書16:16)
① 十字架(エペソ書2:15-16)-神の義(ローマ書3:21)
② 復活(ヨハネ福音書11:25)-神の国(使徒行伝1:3)
◈ 各種資料を準備する。(専門分野別に準備が必要である。)
[エペソ書2:16] 「両者を一つのからだとして、十字架によって神と和解させるためなのです。敵意は十字架によって葬り去られました。」
[ローマ書3:21] 「今は、律法とは別に、しかも律法と預言者によってあかしされて、神の義が示されました。」
[ヨハネ福音書11:25] 「イエスは言われた。「わたしは、よみがえりです。いのちです。わたしを信じる者は、死んでも生きるのです。」
[使徒行伝1:3] 「イエスは苦しみを受けた後、四十日の間、彼らに現われて、神の国のことを語り、数多くの確かな証拠をもって、ご自分が生きていることを使徒たちに示された。」
(3) 方法:教え守らせる。行って弟子とする。
① チーム伝道;主とともに(マタイ18:20)
② 協力伝道;教会、団体との連合
③ 関係伝道;招待伝道、特別集会
[マタイ福音書18:20] 「ふたりでも三人でも、わたしの名において集まる所には、わたしもその中にいるからです。」
*** イエスのこの地における使命は、失われた者を探し出して救うことであった。すなわち、イエスがこの地に来られた目的は、伝道するためであった。したがって、イエスの弟子である私たちの使命もまた、伝道することである。― 「わたしがこの世に生きているのは、失われた者を探し出して救うためである。」
では、イエスはその使命をどのように実践されたのか。まず、イエスは伝道計画を立てた。イエスは自分を求めて来る人々の要求に全て応えるよりも、ご自身の伝道計画に従って行動された(マルコ福音書1:38)。そしてイエスは、あらゆる出会いを伝道の機会とされた。イエスはサマリヤの女との出会いを伝道の機会とされた(ルカ福音書19章)。
