保護してくださる神

- 詩篇4:6-8 -

[イマヌエル上巻.1-12]

[詩篇4:6-8]「多くの者は言っています。「だれかわれわれに良い目を見せてくれないものか。」主よ。どうか、あなたの御顔の光を、私たちの上に照らしてください。あなたは私の心に喜びを下さいました。それは穀物と新しいぶどう酒が豊かにあるときにもまさっています。平安のうちに私は身を横たえ、すぐ、眠りにつきます。主よ。あなただけが、私を安らかに住まわせてくださいます。」

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「恐れるな。わたしはあなたとともにいる。たじろぐな。わたしがあなたの神だから。わたしはあなたを強め、あなたを助け、わたしの義の右の手で、あなたを守る。」(イザヤ書41:10)

1. 神が保護してくださる者

(1)　イエス・キリストに従う者 (ヨハネ福音書17:12、1ペテロ1:5)

「.... あなたがわたしに下さっている御名の中に彼らを保ち、また守りました。...」(ヨハネ福音書17:12)

(2) 主を待ち望んでいまする者 (詩篇25:21)

「誠実と正しさが私を保ちますように。私はあなたを待ち望んでいます。」(詩篇25:21)

(3) 主に愛されている者 (申命記33:12)

「主に愛されている者。彼は安らかに、主のそばに住まい、主はいつまでも彼をかばう。彼が主の肩の間に住むかのように。」(申命記33:12)

(4) 神の王座に着いている者 (詩篇61:7)

「彼が、神の御前で、いつまでも王座に着いているようにしてください。恵みとまこととを彼に授け、彼を保つようにしてください。」(詩篇61:7)

(5) 神に誠実な者 (詩篇31:23)

「主は誠実な者を保たれるが、高ぶる者には、きびしく報いをされる。」(詩篇31:23)

主は誠実な者を守り、驕り高ぶる者に..."

2. 神が保護してくださる時

(1) 災難の時に保護してくださる。(詩篇57:1)

「.... 滅びが過ぎ去るまで、私は御翼の陰に身を避けます。」(詩篇57:1)

(2) 試練の時に保護してくださる。(1コリント10:13)

「.... 試練とともに、脱出の道も備えてくださいます。」(1コリント10:13)

(3) 危機の時に保護してくださる。(詩篇23:4)

「死の陰の谷を歩くことがあっても、私はわざわいを恐れません。あなたが私とともにおられますから。あなたのむちとあなたの杖、それが私の慰めです。」(詩篇23:4)

(4) 悪い者から保護してくださる。 (Ⅱテサロニケ3:3)

「主は真実な方ですから、あなたがたを強くし、悪い者から守ってくださいます。」(Ⅱテサロニケ3:3)

3. 神が保護してくださる方法

(1) 神のひとみのように保護してくださる。(申命記32:10)

「主は荒野で、獣のほえる荒地で彼を見つけ、これをいだき、世話をして、ご自分のひとみのように、これを守られた。」(申命記32:10)

(2) 神の手によって保護してくださる。(イザヤ書41:10)

「.... わたしがあなたの神だから。わたしはあなたを強め、あなたを助け、わたしの義の右の手で、あなたを守る。」(イザヤ書41:10)

(3) 神の力によって保護してくださる。(１ペテロ1:5、ルカ福音書21:18)

「あなたがたは、信仰により、神の御力によって守られており、終わりのときに現わされるように用意されている救いをいただくのです。」 (Ⅰペテロ1:5)

(4) 神の御言葉によって保護してくださる。(エペソ書6:17)

「.... 御霊の与える剣である、神のことばを受け取りなさい。」(エペソ書6:17)

(5) イエス・キリストの御名の中に保護してくださる。(ヨハネ福音書17:12)

「わたしは彼らといっしょにいたとき、あなたがわたしに下さっている御名の中に彼らを保ち、また守りました。.... 」(ヨハネ福音書17:12)

(6) 聖霊によって保護してくださる。(エペソ4:30)

「.... 贖いの日のために、聖霊によって証印を押されているのです。」(エペソ書4:30)

(7) 主の使いによって保護してくださる。(詩篇34:7、列王記下6:17、ヘブライ書1:14)

「主の使いは主を恐れる者の回りに陣を張り、彼らを助け出される。」(詩篇34:7)

4. 神の保護に対する聖徒の姿勢

(1) 神の助けを確信しなければならない。(ダニエル書3:17)

「もし、そうなれば、私たちの仕える神は、火の燃える炉から私たちを救い出すことができます。王よ。神は私たちをあなたの手から救い出します。」(ダニエル書3:17)

(2) 神に誠実でなければならない。(詩篇31:23)

「.... 主は誠実な者を保たれるが、高ぶる者には、きびしく報いをされる。」(詩篇31:23)

(3) 心を強くし、大胆にしなければならない。(ヨシュア記1:7)

「ただ強く、雄々しくあって、わたしのしもべモーセがあなたに命じたすべての律法を守り行なえ。これを離れて右にも左にもそれてはならない。....」(ヨシュア記1:7)

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ダビデは試練の中で、「平安のうちに私は身を横たえ、すぐ、眠りにつきます。主よ。あなただけが、私を安らかに住まわせてくださいます。」と告白した。

神の独り子であるイエスは、「.... わたしは、あなたがたにわたしの平安を与えます。わたしがあなたがたに与えるのは、世が与えるのとは違います。あなたがたは心を騒がしてはなりません。恐れてはなりません。」(ヨハネの福音書14:27)と言われた。

神の子である聖徒は、神の恵みによって、イエス・キリストの中で、そして聖霊の中でいつも保護されることで平安と慰めと喜びを得るのです。