栄えに満ちた喜び
- ペトロⅠ 1:8-9 -
シャローム宣教会
ペトロⅠ 1:8-9/ 8 あなたがたはイエス・キリストを見たことはないけれども愛しており、いま見てはいないけれども信じており、ことばに尽くすことのできない、栄えに満ちた喜びにおどっています。9 これは、信仰の結果である、たましいの救いを得ているからです。
1Peter 1:8-9/ 8 Though you have not seen him, you love him; and even though you do not see him now, you believe in him and are filled with an inexpressible and glorious joy, 9. for you are receiving the goal of your faith, the salvation of your souls.
1. 序言.
ローマ書 14:18 キリストに仕える人は、神に喜ばれ、また人々にも認められるのです。
テサロニケ第一 5:16-18/ 16 いつも喜んでいなさい。17 絶えず祈りなさい。18 すべての事について、感謝しなさい。これが、キリスト・イエスにあって神があなたがたに望んでおられることです。
2. 本文講解
使徒ペテロが手紙を送っている小アジア地方に散らばっ住んでいた聖徒たちは、確かに貴重な信仰を持っている人であった。彼らはイエス・キリストを見なかったが、彼を愛しており、今も、イエス様を見られずにいますが、彼を信じて、言葉では表現することができない喜びで主に栄光を捧げた。これは主イエスの証人である使徒たちの証言と聖霊の働きによって可能となった。
ヨハネ福音 15:26-27/ 26 わたしが父のもとから遣わす助け主、すなわち父から出る真理の御霊が来るとき、その御霊がわたしについてあかしします。27 あなたがたもあかしするのです。初めからわたしといっしょにいたからです。
2千年の間の新約時代の教会の信徒や、今日、私たちがイエス様を見ていなかったが、信じて愛することも、使徒たちの証言の本である新約聖書と聖霊の働きによって可能である。初代教会の信徒たちは主イエス・キリストを信じて愛した。
私たちは、相手の価値を知っているときに彼を愛するようになる。私たちは、イエスがどんなお方が知っているとき、彼を愛することができる。彼は神の御子であることと私たちのために人間になられ十字架につけられ、私たちのために贖いの死を成し遂げたことを信じるときは、彼を愛することができる。
人の愛は交際と会話で表現される。人は誰を愛する時、彼と交際して会話することを好む。このように、私たちが神を愛して聖書を読み、祈ることを好むだろう。また、愛は奉仕と手間で表現される。人は愛する人のために奉仕し、手間とお金を使うことを惜しまない。このように、私たちが神を愛して、神に仕えるために奉仕し、手間と献金をする。
愛は特に喜びで表現される。初代教会の聖徒たちは、イエスを愛し、言葉では表現することができない喜びで主に栄光を捧げた。
信仰の目標は、霊魂の救いだ。私たちの霊魂は、罪のために死んでたし、地獄に行くしかなかった。それで、神様はご自分のひとり子を送ってくださった。彼の贖いの働きにより、彼を信じる者が、滅びることなく、永遠の命の救いを得るようになった。私たちは、善を行うことによって救いを得ることができなかったので、神は私たちに信仰によって救いを得る道を与えられた。ですから、私たちは、救い主イエスを信じて救われ、永遠の栄光の天国に入るのである。
3. 信仰の結果は、たましいの救い
– 信仰の結果を忘れないで、救いの栄えに満ちた喜びにおどっいましょう.
* 聖書に書かれた単語(回数): 記念(42), 記憶(184), 誓願(72)
* 記念(辞典): 過去の出来事・人物などを思い起こし、心を新たにすること。
* 誓願(辞典): 神や仏に誓いを立て、物事が成就するように願うこと。
+ 聖餐式(記念): コリント第一 11:25-26/ 25 夕食の後、杯をも同じようにして言われました。「この杯は、わたしの血による新しい契約です。これを飲むたびに、わたしを覚え(記念)て、これを行ないなさい。」 26 あなたがたは、このパンを食べ、この杯を飲むたびに、主が来られるまで、主の死を告げ知らせるのです
+ マリア(記念): マルコ福音 14:9 まことに、あなたがたに告げます。世界中のどこででも、福音が宣べ伝えられる所なら、この人のした事も語られて、この人の記念となるでしょう。
+ ペトロ(記憶): ルカ福音 22:61-62/ 61 主が振り向いてペテロを見つめられた。ペテロは、「きょう、鶏が鳴くまでに、あなたは、三度わたしを知らないと言う。」と言われた主のおことばを思い出した。62 彼は、外に出て、激しく泣いた。
+ 過越祭(記念): 出エジプト 13:3 モーセは民に言った。「奴隷の家であるエジプトから出て来たこの日を覚え(記念)ていなさい。主が力強い御手で、あなたがたをそこから連れ出されたからである。種を入れたパンを食べてはならない。
+ ハンナ(誓願): サムエル上 1:11 誓願を立てて言った。「万軍の主よ。もし、あなたが、はしための悩みを顧みて、私を心に留め、このはしためを忘れず、このはしために男の子を授けてくださいますなら、私はその子の一生を主におささげします。そして、その子の頭に、かみそりを当てません。」
4. 結言.
詩篇 103:2 わがたましいよ。主をほめたたえよ。主の良くしてくださったことを何一つ忘れるな。
申命記 8:18 あなたの神、主を心に据えなさい。主があなたに富を築き上げる力を与えられるのは、あなたの先祖たちに誓った契約を今日のとおりに果たされるためである。
ローマ書 10:9-10/ 9 なぜなら、もしあなたの口でイエスを主と告白し、あなたの心で神はイエスを死者の中からよみがえらせてくださったと信じるなら、あなたは救われるからです。
10 人は心に信じて義と認められ、口で告白して救われるのです。