初代教会の執事
- 使6:1-6 -
シャローム宣教会
使6:2-4/ 2 そこで、十二使徒は弟子たち全員を呼び集めてこう言った。「私たちが神のことばをあと回しにして、食卓のことに仕えるのはよくありません。3 そこで、兄弟たち。あなたがたの中から、御霊と知恵とに満ちた、評判の良い人たち七人を選びなさい。私たちはその人たちをこの仕事に当たらせることにします。4 そして、私たちは、もっぱら祈りとみことばの奉仕に励むことにします。」
使6:6 この人たちを使徒たちの前に立たせた。そこで使徒たちは祈って、手を彼らの上に置いた。
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テモテⅠ 3:2-5/ 2 ですから、監督はこういう人でなければなりません。すなわち、非難されるところがなく、ひとりの妻の夫であり、自分を制し、慎み深く、品位があり、よくもてなし、教える能力があり、3 酒飲みでなく、暴力をふるわず、温和で、争わず、金銭に無欲で、4 自分の家庭をよく治め、十分な威厳をもって子どもを従わせている人です。5 ―自分自身の家庭を治めることを知らない人が、どうして神の教会の世話をすることができるでしょう。
1. エルサレム教会, 七人の執事の任命
(1) 任命の理由
① 聖徒たちを仕える仕事に当たらせることにするために(使6:1-3)
② 使徒らが祈祷することと言葉を伝えることを専務するために(使6:4)
(2) 任命の方法
①聖徒たちの中から、御霊と知恵とに満ちた、評判の良い人たち七人を選ぶ(使6:3)
②そこで使徒たちは祈って、手を彼らの上に置いた(使6:6)
#七人の執事の名前: ステパノ、ピリポ、プロコロ、ニカノル、テモン、パルメナ、ニコラオ
2. 執事の資格
◎ 御霊と知恵とに満ちた、評判の良い人(使6:3)
(1) 男子執事の資格
①謹厳で(テモテⅠ 3:8)
②二枚舌を使わず(テモテⅠ 3:8)
③大酒飲みでなく(テモテⅠ 3:8)
④不正な利をむさぼらず(テモテⅠ 3:8)
⑤きよい良心をもって(テモテⅠ 3:9)
⑥信仰の奥義を保って(テモテⅠ 3:9)
⑦一人の妻の夫であって、子どもと家庭をよく治める(テモテⅠ 3:12)
(2) 女子執事の資格
①威厳があり(テモテⅠ 3:11)
②悪口を言わず(テモテⅠ 3:11)
③自分を制し(テモテⅠ 3:11)
④すべてに忠実(テモテⅠ 3:11)
3 . 任命された執事たちの働きとその結果
(1) スデバンの働きとその結果
①恵みと力とに満ちた。(使6:8)
②人々の間で、すばらしい不思議なわざとしるしを行なった。(使6:8)
③会堂に属する人々と議論した。(使6:9)
④知恵と御霊によって語った。(使6:10)
⑤公会でキリストについて説教した (使7:1-53)
⑥ユダヤ人が投げた石で殉教された。 (使7:54-60)
(2) ピリポの働きとその結果
①サマリアに福音を伝えた。(使8:5)
②大ぜいの中風の者や足のきかない者は直った。(使8:7)
③男も女もバプテスマを受けた。(使8:12)
④エチオピヤ人の女王カンダケの高官に伝導した。(使8:36)
⑤パウロの一行を自分の家に招いた。(使21:8)
⑥預言する四人の未婚の娘がいた。(使21:9)
(3) 執事たちの働きとその結果
①神のことばは、ますます広まって行った。(使6:7)
②弟子の数が非常にふえて行った。(使6:7)
③多くの祭司たちが次々に信仰にはいった。(使6:7)