神の豊かさにあずかり
- エペソ3:16-19 -
「3:16 どうか、御父が、その豊かな栄光に従い、その霊により、力をもってあなたがたの 内なる人を強めて、3:17 信仰によってあなたがたの心の内にキリストを住まわせ、あなたがたを愛に根ざし、愛にしっかりと立つ者としてくださるように。3:18 また、あなたがたがすべての聖なる者たちと共に、キリストの愛の広さ、長さ、高さ、深さがどれほどであるかを理解し、3:19人の知識をはるかに超えるこの愛を知るようになり、そしてついには、神の満ちあふれる豊かさのすべてにあずかり、それによって満たされるように。」
聖徒は聖霊の導きに従って生きて行く真に幸いな人である。聖徒はその魂が恵まれているように、すべての面で恵まれ、健康になる祝福を受けるからである.(参照;Ⅲヨハネ1:2) そうしたら聖徒はどのような幸いな生活で生きるようになるでしょうか?
1. 聖霊によって健康になり、平安な生活ができる。(エペソ3:16) <参照; ルカ4:17-18>
⑴ 神と人間との間に真の和解ができるようになる。
「あなたの足音が園の中に聞こえたので、恐ろしくなり、隠れております。...」(創3:10)
「これらはすべて神から出ることであって、神は、キリストを通してわたしたちを御 自分と和解させ、また、和解のために奉仕する任務をわたしたちにお授けになりま した。」(Ⅱコリン5:18) <参照; ローマ5:10, エペソ2:14-18>
⑵ 人間と人間との間に真の交わりができるようになる。
「… 愛をもって心から尊敬しなさい。互いに平和に過ごしなさい。」(Ⅰテサロ5:13)
「第二の掟は、これである。『隣人を自分のように愛しなさい。』この二つにまさる掟はほかにない。」(マルコ12:31)
「偽りを捨て、それぞれ隣人に対して真実を語りなさい。わたしたちは、互いに体の一部なのです。」(エペソ4:25)
⑶ 人間と万物(自然)との関係が新しくなる。
「土は茨とあざみを生えいでさせる、野の草を食べようとするお前に。」(創3:18)
「被造物がすべて今日まで、共にうめき、共に産みの苦しみを味わっていることを、わたしたちは知っています。」(ローマ8:22)
「その十字架の血によって平和を打ち立て、地にあるものであれ、天にあるものであ れ、万物をただ御子によって、御自分と和解させられました。」(コロサ1:20)
「世界が造られたときから、目に見えない神の性質、つまり神の永遠の力と神性は被 造物に現れており、これを通して神を知ることができます。従って、彼らには辯解の余地がありません。」(ローマ1:20)
2. 信仰によってキリストと共にする生活ができる。(エペソ3:17)
⑴ イエス․キリストによって救いの祝福を受ける.
「事実、あなたがたは、恵みにより、信仰によって救われました。このことは、自らの力によるのではなく、神の賜物です。」(エペソ2:8)
⑵ イエス․キリストの恵みと知識において成長する。
「わたしたちは皆、神の子に対する信仰と知識において一つのものとなり、成熟した人間になり、キリストの満ちあふれる豊かさになるまで成長するのです。」(エペソ4:13)
「わたしたちの主、救い主イエス․キリストの恵みと知識において、成長しなさい。 このイエス․キリストに、今も、また永遠に栄光がありますように」(Ⅱペトロ3:18)
3. キリストの愛を知るようになり、告白する生活ができる。(エペソ3:18-19)
⑴ 内的な告白(証し)をする。
「人は心で信じて義とされ、口で公に言い表して救われるのです。」(ローマ10:10)
「真理の霊が來ると、あなたがたを導いて真理をことごとく悟らせる。その方は、自分から語るのではなく、聞いたことを語り、また、これから起こることをあなたが たに告げるからである。」(ヨハネ16:13)
⑵ 外的な告白(証し)をする。
「わたしの兄弟たち、自分は信仰を持っていると言う者がいても、行いが伴わなけれ ば、何の役に立つでしょうか。そのような信仰が、彼を救うことができるでしょう か。」(ヤコブ2:14)
「だれが、キリストの愛からわたしたちを引き離すことができましょう。艱難か。苦しみか。迫害か。飢えか。裸か。危険か。剣か。」(ローマ8:35)