褒められる教会
- 第一テサロニケ1:2-3 -
[インマヌエル 下巻.10-03]
[第一テサロニケ1:2-3)「2 私たちは、いつもあなたがたすべてのために神に感謝し、祈りのときにあなたがたを覚え、3 絶えず、私たちの父なる神の御前に、あなたがたの信仰の働き、愛の労苦、主イエス・キリストへの望みの忍耐を思い起こしています。
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* 誰でも新しい願いを持たなければならない。私たちは、神の御言葉を通して褒められた聖徒たちの信仰を学び、より祝福され、楽しい信仰の生活を送ることができるようにしよう。
使徒パウロはテサロニケの信徒たちに「いつもあなたがたすべてのために神に感謝し、祈りのときにあなたがたを覚え」と言った。 そして、その理由について語った。
1. 彼らの信仰の働き、愛の労苦、主イエス・キリストへの望みの忍耐のためである。
(1) 信仰で働きましょう。
+ パウロは第一テサロニケ1:9-10に教会の聖徒たちの信仰について記されている。
[第一テサロニケ1:9-10]「9 私たちがどのようにあなたがたに受け入れられたか、また、あなたがたがどのように偶像から神に立ち返って、生けるまことの神に仕えるようになり、10 また、神が死者の中からよみがえらせなさった御子、すなわち、やがて来る御怒りから私たちを救い出してくださるイエスが天から来られるのを待ち望むようになったか、それらのことは他の人々が言い広めているのです。」
+ 福音の力を受けた人々は、自分の信仰を妨げること、すなわち偶像から神に立ち返って、生けるまことの神に仕えるようになる。
(2) 愛をもって勤めよう。
+ パウロは1コリント13:13に愛について記されている。
[第一コリント13:13]「こういうわけで、いつまでも残るものは信仰と希望と愛です。その中で一番すぐれているのは愛です。」
+ 兄弟を愛することが、神を愛する者の義務だと語っている。
[第一ヨハネ第一4:20-21]「20 神を愛すると言いながら兄弟を憎んでいるなら、その人は偽り者です。目に見える兄弟を愛していない者に、目に見えない神を愛することはできません。21 神を愛する者は、兄弟をも愛すべきです。私たちはこの命令をキリストから受けています。」
+ 教会の問題は、愛を言葉と形だけで行うことにあるという。神を愛するにしても、人を愛するにしても、その愛には必ず労苦が伴う。
(3) 希望をもって忍耐しよう。
+ 世の人々は長寿、富、栄光を夢見て生きている。しかし、聖徒となった私たちの人生は、これらのことを目的にしてはならない。
+ 私たちは、この世に生きている間も、天に望みを置き、忍耐して生きなければならない。
+ 将来、聖徒はイエス・キリストが再臨する時に復活することになる。したがって、この世ではどんな患難も耐えなければならないし、どんな迫害も乗り越えなければならないのである。
2. それだけでなく、彼らが多くの苦難の中でも聖霊の喜びで導かれて、主と信仰の先輩であるパウロとシルアノとテモテを見習う者となったからである。
[第一テサロニケ1:6-7]「6 あなたがたも、多くの苦難の中で、聖霊による喜びをもってみことばを受け入れ、私たちと主とにならう者になりました。7 こうして、あなたがたは、マケドニヤとアカヤとのすべての信者の模範になったのです。」
(1) 私たちはどのような状況で神の御言葉を受けたのか?
(2) 私たちはどのように信仰の先輩たちを見習っているか?
3. そして、主のことばが、彼らのところから出てマケドニヤとアカヤに響き渡っただけでなく、神に対する彼らの信仰はあらゆる所に伝わったからである。
[第一テサロニケ1:8]「主のことばが、あなたがたのところから出てマケドニヤとアカヤに響き渡っただけでなく、神に対するあなたがたの信仰はあらゆる所に伝わっているので、私たちは何も言わなくてよいほどです。」
(1) 神に対する私たちの信仰の噂が聞こえているか?
(2) 神に対する私たちの信仰はあらゆる所に伝わっているのか?
主は私たちをとても愛しておられます。主は良いもので私たちを祝福してくださる方である。私たちは信仰の働きと愛の労苦と希望の忍耐で、主の御心に従って祝福された人生を生きなければならない。だから、主から褒められる教会にならなければならない。