宣教師の養成
- マタイ福音書28:18-20 -
[インマヌエル 下巻.10-30]
[マタイ福音書28:18-20] 「18 イエスは近づいて来て、彼らにこう言われた。「わたしには天においても、地においても、いっさいの権威が与えられています。19 それゆえ、あなたがたは行って、あらゆる国の人々を弟子としなさい。そして、父、子、聖霊の御名によってバプテスマを授け、20 また、わたしがあなたがたに命じておいたすべてのことを守るように、彼らを教えなさい。見よ。わたしは、世の終わりまで、いつも、あなたがたとともにいます。」」
*** 宣教師とは、異なる文化圏に入り、霊的な救いの働きを行う人である。したがって、教会が果たすべき役割において、宣教師の養成は何よりも重要なことである。
1. なぜ宣教師の養成が必要なのか?
(1) イエス・キリストの命令であるから(マルコ福音書16:15)
「イエスは彼らにこう言われた。「全世界に出て行き、すべての造られた者に、福音を宣べ伝えなさい。」(マルコ福音書16:15)
(2) 伝道によって信じる者を救うため(第一コリント1:21)
「事実、この世が自分の知恵によって神を知ることがないのは、神の知恵によるのです。それゆえ、神はみこころによって、宣教のことばの愚かさを通して、信じる者を救おうと定められたのです。」(第一コリント1:21)
(3) 刈り取る働き手が必要だから(マタイ福音書9:37-38)
「37 そのとき、弟子たちに言われた。「収穫は多いが、働き手が少ない。38 だから、収穫の主に、収穫のために働き手を送ってくださるように祈りなさい。」」(マタイ福音書9:37-38)
2. どのような人を宣教師として養成すべきか?
(1) 召命が確かな人でなければならない。(マルコ福音書1:17、使徒行伝26:16-18、ガラテヤ書1:11-12)
① ペテロ;(マルコ福音書1:17);
「イエスは彼らに言われた。「わたしについて来なさい。人間をとる漁師にしてあげよう。」 (マルコ福音書1:17)
② パウロ;(使徒行伝26:16-18) <ガラテヤ書1:11-12>;
「16 起き上がって、自分の足で立ちなさい。わたしがあなたに現われたのは、あなたが見たこと、また、これから後わたしがあなたに現われて示そうとすることについて、あなたを奉仕者、また証人に任命するためである。17 わたしは、この民と異邦人との中からあなたを救い出し、彼らのところに遣わす。18 それは彼らの目を開いて、暗やみから光に、サタンの支配から神に立ち返らせ、わたしを信じる信仰によって、彼らに罪の赦しを得させ、聖なるものとされた人々の中にあって御国を受け継がせるためである。』」 (使徒行伝26:16-18)
(2) 罪人を招かれる主の御心を知る者でなければならない。(マタイ福音書11:28)
「すべて、疲れた人、重荷を負っている人は、わたしのところに来なさい。わたしがあなたがたを休ませてあげます。」(マタイ福音書11:28)
(3) 宣教師の務めを当然のことと考える者でなければならない。(第一コリント9:16)
「というのは、私が福音を宣べ伝えても、それは私の誇りにはなりません。そのことは、私がどうしても、しなければならないことだからです。もし福音を宣べ伝えなかったら、私はわざわいに会います。」 (第一コリント9:16)
(4) 敬虔のために自分を鍛錬しなければならない。(第一テモテ4:7)
「俗悪な、年寄り女がするような空想話を避けなさい。むしろ、敬虔のために自分を鍛錬しなさい。」(第一テモテ4:7)
(5) 犠牲を払う覚悟のある人でなければならない。(ピリピ書1:12) <ピリピ書1:20-21>
「兄弟たち。私の身に起こったことが、かえって福音を前進させることになったのを知ってもらいたいと思います。」 (ピリピ書1:12)
(6) 宣教師の使命に感謝する人でなければならない。(第一テモテ1:12)
「私は、私を強くしてくださる私たちの主キリスト・イエスに感謝をささげています。なぜなら、キリストは、私をこの務めに任命して、私を忠実な者と認めてくださったからです。」 (第一テモテ1:12)
3. 宣教師の養成に対する教会の責任とは何か。
(1) 宣教師を輩出しなければならない。(使徒行伝13:2-3)
「2 彼らが主を礼拝し、断食をしていると、聖霊が、「バルナバとサウロをわたしのために聖別して、わたしが召した任務につかせなさい。」と言われた。3 そこで彼らは、断食と祈りをして、ふたりの上に手を置いてから、送り出した。」(使徒行伝13:2-3)
(2) 宣教師を支援しなければならない。(ピリピ書4:15)
「ピリピの人たち。あなたがたも知っているとおり、私が福音を宣べ伝え始めたころ、マケドニヤを離れて行ったときには、私の働きのために、物をやり取りしてくれた教会は、あなたがたのほかには一つもありませんでした。」(ピリピ書4:15)
(3) 宣教師のために祈らなければならない。(コロサイ書4:3)
「同時に、私たちのためにも、神がみことばのために門を開いてくださって、私たちがキリストの奥義を語れるように、祈ってください。この奥義のために、私は牢に入れられています。」(コロサイ書4:3)
(4) 宣教師と共に協力しなければならない。(ピリピ書4:3)
「ほんとうに、真の協力者よ。あなたにも頼みます。彼女たちを助けてやってください。この人たちは、いのちの書に名のしるされているクレメンスや、そのほかの私の同労者たちとともに、福音を広めることで私に協力して戦ったのです。」(ピリピ書4:3)
*** 教会が神の国の福音を伝えなければ、誰が伝えるのか。イエスは弟子たちに「全世界に出て行き、すべての造られた者に、福音を宣べ伝えなさい。(マルコ福音書16:15)」、「この御国の福音は全世界に宣べ伝えられて、すべての国民にあかしされ、それから、終わりの日が来ます。(マタイ福音書24:14)」と言われた。
