『出エジプト記』(しゅつエジプトき、ヘブライ語: שמות、英語: Exodus)は、旧約聖書の二番目の書であり、『創世記』の後を受け、モーセが、虐げられていたユダヤ人を率いてエジプトから脱出する物語を中心に描かれている。モーセ五書(トーラー)のひとつであり、ユダヤ教では本文冒頭の言葉から『シェモース』と呼ぶ。全40章から成る。
エジプト脱出とシナイ山での契約が二つの大きなテーマとなっている。
- エジプト脱出
- ヤコブ後のエジプトにおけるユダヤ人の状況(1章)
- モーセの物語(2章 - 4章)
- ファラオとの交渉と十の災い(5章 - 11章)
- 民のエジプト脱出と葦の海の奇跡(12章 - 15章)
- シナイ山への旅(16章 - 19章)
- 神と民の契約
- 十戒の授与(20章)
- 契約の書(20章 - 23章)
- 契約の締結(24章)
- 幕屋建設指示とその規定(25章 - 28章)
- 儀式と安息日の規定(29章 - 31章)
- 金の子牛(32章 - 33章)
- 戒めの再授与(34章)
- 安息日と幕屋の規定(35章 - 39章)
- 幕屋の建設(40章)
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