主に仕える者
- ヨハネ福音書12:26 -
シャローム宣教会
[ヨハネ福音書12:26-27]「26. わたしに仕えるというのなら、その人はわたしについて来なさい。わたしがいる所に、わたしに仕える者もいるべきです。もしわたしに仕えるなら、父はその人に報いてくださいます。27. 今わたしの心は騒いでいる。何と言おうか。『父よ。この時からわたしをお救いください。』と言おうか。いや。このためにこそ、わたしはこの時に至ったのです。」
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私たちは、神が自分を本当に大切にされているという事実を知る必要があります。パウロは「13. 神は、みこころのままに、あなたがたのうちに働いて志を立てさせ、事を行なわせてくださるのです。14.すべてのことを、つぶやかず、疑わずに行ないなさい。(ピリピ書2:13-14)」と言われた。
では、神はどのような人に報いてくださるのでしょうか?
1. イエスに仕える者である。(本文)
(1) イエスに仕える者は誰ですか?
+ イエスは「みな・だれでも」と言われた。
「ですから、わたしを人の前で認める者はみな、わたしも、天におられるわたしの父の前でその人を認めます。」(マタイ福音書10:32)
「天におられるわたしの父のみこころを行なう者はだれでも、わたしの兄弟、姉妹、また母なのです。」(マタイ福音書12:50)
(2) どうすればイエスに仕えることができるか?
+ イエスは「わたしについて来なさい」と言われた。
「わたしに仕えるというのなら、... わたしについて来なさい。」(ヨハネ福音書12:26, 本文)
+ イエスは「模範を示したのです」と言われた。
「14. それで、主であり師であるこのわたしが、あなたがたの足を洗ったのですから、あなたがたもまた互いに足を洗い合うべきです。15. わたしがあなたがたにしたとおりに、あなたがたもするように、わたしはあなたがたに模範を示したのです。」(ヨハネ福音書13:14-15)
「あなたがたが召されたのは、実にそのためです。キリストも、あなたがたのために苦しみを受け、その足跡に従うようにと、あなたがたに模範を残されました。」(ペトロ第一2:21)
「すると、神はご自分の民を退けてしまわれたのですか。絶対にそんなことはありません。この私もイスラエル人で、アブラハムの子孫に属し、ベニヤミン族の出身です。」(コリント第一11:1)
(3) イエスに仕える者に与えられる祝福は何か?
+「父はその人に報いてくださいます」(ヨハネ福音書12:26, 本文)
+「わたしの羊を飼いなさい。」(ヨハネ福音書21:15-17)
「... 心を痛めてイエスに言った。「主よ。あなたはいっさいのことをご存じです。あなたは、私があなたを愛することを知っておいでになります。」イエスは彼に言われた。「わたしの羊を飼いなさい。」(ヨハネ福音書21:17)
+ 神の国でイエスの統治に参加することになる。
「わたしが行って、あなたがたに場所を備えたら、また来て、あなたがたをわたしのもとに迎えます。わたしのいる所に、あなたがたをもおらせるためです。」(ヨハネ福音書14:3) <參考, ルカ福音書22:28-30>
(4) イエスに仕える者に今も勧めておられる。
+ テモテにしたパウロの勧めの例 <テモテ第二3:1-5>。
[テモテ第二3:1-5]「1. 終わりの日には困難な時代がやって来ることをよく承知しておきなさい。2. そのときに人々は、自分を愛する者、金を愛する者、大言壮語する者、不遜な者、神をけがす者、両親に従わない者、感謝することを知らない者、汚れた者になり、3. 情け知らずの者、和解しない者、そしる者、節制のない者、粗暴な者、善を好まない者になり、4. 裏切る者、向こう見ずな者、慢心する者、神よりも快楽を愛する者になり、5. 見えるところは敬虔であっても、その実を否定する者になるからです。こういう人々を避けなさい。」
2. 神を尊ぶ者である。
(1) 神を尊ぶ者を尊ぶ。
「.... わたしを尊ぶ者を尊ぶ。わたしをさげすむ者は軽んじられる。」(サムエル上2:30)
(2) 神が彼に根本的な知識を与える。
「主を恐れることは知識の初めである。愚か者は知恵と訓戒をさげすむ。」(箴言1:7)
(3) 神は彼との契約をとこしえに覚えておられる。
「..... その契約をとこしえに覚えておられる。」(詩篇111:5)
+ 神を尊ぶ者に与えられた契約の例 <詩篇 91:14-16>
[詩篇91:14-16)]「14. 彼がわたしを愛しているから、わたしは彼を助け出そう。彼がわたしの名を知っているから、わたしは彼を高く上げよう。15. 彼が、わたしを呼び求めれば、わたしは、彼に答えよう。わたしは苦しみのときに彼とともにいて、彼を救い彼に誉れを与えよう。16. わたしは、彼を長いいのちで満ち足らせ、わたしの救いを彼に見せよう。」
+「彼がわたしを愛しているから、わたしは彼を助け出そう。」
+「彼がわたしの名を知っているから、わたしは彼を高く上げよう。」
+「彼が、わたしを呼び求めれば、わたしは、彼に答えよう。」
+「わたしは苦しみのときに彼とともにいて、彼を救い彼に誉れを与えよう。」
+「わたしは、彼を長いいのちで満ち足らせ、わたしの救いを彼に見せよう。」
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+ イエスを信じて仕える者たちは、主イエスを見習い、従うべきである。
イエスは「だれでもわたしについて来たいと思うなら、自分を捨て、自分の十字架を負い、そしてわたしについて来なさい。」と弟子たちに言われた(マタイ福音書16:24)。私たちが主を知り、主を信じ、主を愛し、主に仕えるなら、私たちは主イエスの死と復活を信じなければならない。この世の生活と天国の生活は比較できないほど大きな価値の違いがある。
+ 神はイエスに仕え、イエスに従う者を大切にされる。
第一に、彼は天国に確実に入る。仕え、従うことは救いの確かな証拠である。「わたしの戒めを保ち、それを守る人は、わたしを愛する人です。…」と言われた(ヨハネ福音書14:21)。
第二に、彼は神のより大きな愛を受ける。「わたしは、わたしを尊ぶ者を尊ぶ。わたしをさげすむ者は軽んじられる。」と言われた(サムエル上2:30)。神はそのような者を尊敬し、彼との契約を永遠に覚えておられる。