神の霊感による聖書
- テモテへ第二3:13-17 -
シャローム宣教会
[テモテへ第二3:13-17] 13.しかし、悪人や詐欺師たちは、だましたりだまされたりしながら、ますます悪に落ちて行くのです。14.けれどもあなたは、学んで確信したところにとどまっていなさい。あなたは自分が、どの人たちからそれを学んだかを知っており、15.また、幼いころから聖書に親しんで来たことを知っているからです。聖書はあなたに知恵を与えてキリスト・イエスに対する信仰による救いを受けさせることができるのです。
16.聖書はすべて、神の霊感によるもので、教えと戒めと矯正と義の訓練とのために有益です。17.それは、神の人が、すべての良い働きのためにふさわしい十分に整えられた者となるためです。
序言.
この世は邪悪で欺く世界であり、そのような性質がさらに激しくなるだろう。しかし、このような世であるほど、神の人々は神のみことばである聖書を学び、確信したことにとどまらなければなりません。
神の働きにおいて絶対になくてはならない3つの要素がある。= 能力としての神の聖霊と、メッセージとしての神の御言葉と、そして道具としての神の人である。すなわち、神の聖霊は神のメッセージ(聖書)を神の人(聖徒)を通してこの世に伝えるようになります。
1. 聖書はどのような本ですか?
⑴ 聖書はすべて、神の霊感によるものです。
[本文, テモテへ第二3:16] 「聖書はすべて、神の霊感によるもので、」
① イエス・キリストが聖書について証しする。
[ヨハネ福音5:39] 「あなたがたは、聖書の中に永遠のいのちがあると思うので、聖書を調べています。その聖書が、わたしについて証言しているのです。」
[マルコ福音14:49] 「わたしは毎日、宮であなたがたといっしょにいて、教えていたのに、あなたがたは、わたしを捕えなかったのです。しかし、こうなったのは聖書のことばが実現するためです。」」
[ルカ福音24:27) 「イエスは、モーセおよびすべての預言者から始めて、聖書全体の中で、ご自分について書いてある事がらを彼らに説き明かされた。」
② 聖徒たちの体験が証拠する。
[テモテへ第二2:2] 「多くの証人の前で私から聞いたことを、他の人にも教える力のある忠実な人たちにゆだねなさい。」
⑵ 聖書は神の義が啓示される本です。
[ローマ書1:17] 「福音のうちには神の義が啓示されていて、その義は、信仰に始まり信仰に進ませるからです。「義人は信仰によって生きる。」と書いてあるとおりです。」
⑶ 聖書は訓練とのために有益な本です。
[本文, テモテへ第二3:16] 「… 教えと戒めと矯正と義の訓練とのために有益です。」
2. 聖書がすることは何ですか。
⑴ 聖書がすることは救いを受けさせることです。
[本文, テモテへ第二3:15] 「… 救いを受けさせることができるのです。」
[ヨハネ福音5:39] 「あなたがたは、聖書の中に永遠のいのちがあると思うので、聖書を調べています。その聖書が、わたしについて証言しているのです。」
⑵ 聖書がすることは訓練することです。
[本文, テモテへ第二3:16] 「… 教えと戒めと矯正と義の訓練とのために有益です。」
⑶ 聖書がすることはふさわしい十分に整えられることです。
[本文, テモテへ第二3:17] 「神の人が、すべての良い働きのためにふさわしい十分に整えられた者となるためです。」
3. 聖書が求めるのは何ですか?
⑴ 聖書が求めるのは恵みと知識です。
[本文, テモテへ第二3:14] 「けれどもあなたは、学んで確信したところにとどまっていなさい。あなたは自分が、どの人たちからそれを学んだかを知っており、」
[ペトロ第二3:18 「私たちの主であり救い主であるイエス・キリストの恵みと知識において成長しなさい。このキリストに、栄光が、今も永遠の日に至るまでもありますように」
⑵ 聖書が求めるのは信仰です。
[本文, テモテへ第二3:15] 「キリスト・イエスに対する信仰による救いを…。」
⑶ 聖書が求めるのは確信したところにとどまることです。
[本文, テモテへ第二3:14] 「あなたは、学んで確信したところにとどまっていなさい。」
[ヨハネ福音8:31] 「そこでイエスは、その信じたユダヤ人たちに言われた。「もしあなたがたが、わたしのことばにとどまるなら、あなたがたはほんとうにわたしの弟子です。」
[ヨハネ福音15:7] 「あなたがたがわたしにとどまり、わたしのことばがあなたがたにとどまるなら、何でもあなたがたのほしいものを求めなさい。そうすれば、あなたがたのためにそれがかなえられます。」
結言
+私たちは神の御言葉である聖書をよく知り、確信したことにとどまらなければなりません。私たちはすでに聖書を通してイエス・キリストを知り、信仰によって救われました。 したがって、私たちは日々聖書を読んで学び、黙想し、行なうことによってすべての良い働きのためにふさわしい十分に整えられた者とならなければなりません。
+神は私たちが善い事に熱心に出ることを願っています。善良なことの一つ目は、魂を救う伝道の働きです。私たちが知識的に、人格的によく準備されたとき、私たちは神の道具となり、罪の中でさまよう魂を命に導く伝道の働き、神の教会を建てること、貧しい人々を救済することなど、善良なことに使われるだろう。