キリスト者は幸せです
- 第一テサロニケ1:3~4 -
[インマヌエル 下巻.6-01]
[第一テサロニケ1:3~4] 「3 絶えず、私たちの父なる神の御前に、あなたがたの信仰の働き、愛の労苦、主イエス・キリストへの望みの忍耐を思い起こしています。4 神に愛されている兄弟たち。あなたがたが神に選ばれた者であることは私たちが知っています。」
*** 神の愛と主イエス・キリストの恵みによって救われたキリスト者は、本当に幸せである。なぜなら、彼は神の愛を受け、幸せな人生を送ることができるからである。
では、キリスト者が享受する幸せな生活の内容について考えてみよう。
1. 彼は信仰によって行い、神が約束された祝福を受ける。
(1) 永遠の命を得る。 <ヨハネ福音書3:16>
「まことに、まことに、あなたがたに告げます。わたしのことばを聞いて、わたしを遣わした方を信じる者は、永遠のいのちを持ち、さばきに会うことがなく、死からいのちに移っているのです。」(ヨハネ福音書5:24)
(2) 主が与える平安を享受する。
「わたしは、あなたがたに平安を残します。わたしは、あなたがたにわたしの平安を与えます。わたしがあなたがたに与えるのは、世が与えるのとは違います。あなたがたは心を騒がしてはなりません。恐れてはなりません。」(ヨハネ福音書14:27)
(3) 主が与えられる喜びと楽しみを得る。
「主に贖われた者たちは帰って来る。彼らは喜び歌いながらシオンにはいり、その頭にはとこしえの喜びをいただく。楽しみと喜びがついて来、嘆きと悲しみとは逃げ去る。
」(イザヤ書35:10)
2. 彼は愛をもって労苦し、主が命じられたことを成し遂げる。
(1) いつも喜び、絶えず祈り、感謝する。
「16 いつも喜んでいなさい。17 絶えず祈りなさい。18 すべての事について、感謝しなさい。これが、キリスト・イエスにあって神があなたがたに望んでおられることです。」(第一テサロニケ5:16~18)
(2) 福音を告げ知らせる。
「38 イエスは彼らに言われた。さあ、近くの別の村里へ行こう。そこにも福音を知らせよう。わたしは、そのために出て来たのだから。39 こうしてイエスは、ガリラヤ全地にわたり、その会堂に行って、福音を告げ知らせ、悪霊を追い出された。」(マルコ福音書1:38~39)
(3) 弟子を育て、主が命じられたことを教える。
「19 それゆえ、あなたがたは行って、あらゆる国の人々を弟子としなさい。そして、父、子、聖霊の御名によってバプテスマを授け、20 また、わたしがあなたがたに命じておいたすべてのことを守るように、彼らを教えなさい。見よ。わたしは、世の終わりまで、いつも、あなたがたとともにいます。」(マタイ福音書28:19~20)
(4) 貧しさにもかかわらず、惜しみなく施す。
「苦しみゆえの激しい試練の中にあっても、彼らの満ちあふれる喜びは、その極度の貧しさにもかかわらず、あふれ出て、その惜しみなく施す富となったのです。」(第二コリント8:2)
(5) 喜んで貧しい人たちのために醵金する。
「マケドニヤとアカヤでは、喜んでエルサレムの聖徒たちの中の貧しい人たちのために醵金することにしたからです。」(ローマ書15:26)
3. 彼は希望を持って忍耐し、神の恵みを受ける。
(1) 主イエス・キリストとの交わりに入れられる。 <ピレモン書1:6>
「神は真実であり、その方のお召しによって、あなたがたは神の御子、私たちの主イエス・キリストとの交わりに入れられました。」(第一コリント1:9)
(2) 主の助けと保護を受けることができる。
「あなたは私の助けでした。御翼の陰で、私は喜び歌います。」(詩篇63:7
(3) 天国に永遠の住まいが与えられる。
「2 わたしの父の家には、住まいがたくさんあります。もしなかったら、あなたがたに言っておいたでしょう。あなたがたのために、わたしは場所を備えに行くのです。3 わたしが行って、あなたがたに場所を備えたら、また来て、あなたがたをわたしのもとに迎えます。わたしのいる所に、あなたがたをもおらせるためです。」(ヨハネ福音書14:2~3)
*** キリスト者は、神が与える信仰と愛と希望によって、常に幸せな生活を享受する。神が私たちに約束した祝福の御言葉は、本当に不思議で驚くべきものではないか。したがって、私たちはそのすべての御言葉を常に信じ、主の御名によって祈ろう。主は「あなたがたは今まで、何もわたしの名によって求めたことはありません。求めなさい。そうすれば受けるのです。それはあなたがたの喜びが満ち満ちたものとなるためです。」(ヨハネ福音書16:24)と言われた。