復活の最初の証人たち
- マルコ福音書16:1~11
[インマヌエル 上卷.2-30]
[マルコ福音書16:9-11] 「9 〔さて、週の初めの日の朝早くによみがえったイエスは、まずマグダラのマリヤにご自分を現わされた。イエスは、以前に、この女から七つの悪霊を追い出されたのであった。10 マリヤはイエスといっしょにいた人たちが嘆き悲しんで泣いているところに行き、そのことを知らせた。11 ところが、彼らは、イエスが生きておられ、お姿をよく見た、と聞いても、それを信じようとはしなかった。」
*** 復活されたイエスは誰に最初にご自身をお見せになったのでしょうか? - マグダラのマリアという女に最初にご自分を現わされた。イエスがこのような女を復活の証人として用いられた理由はどこにあるのでしょうか? また、イエスの弟子たちは平凡な人たちだったのに、どうして復活の証人として用いられることができたのだろうか?
1. イエスの恵みと愛をけい経験したからである。
- 証人たちは、すでにイエスの恵みと愛を経験していた人々である。見たことがなければ、経験がなければ証人になることはできない。
(1) 女たちは、健康と自由と新しい神の恵みと愛を経験した。
(2) 女たちは、自分の財産をもってイエスと弟子たちに仕えながらついて行かれた。(ルカ福音書8:2~3)
「2 また、悪霊や病気を直していただいた女たち、すなわち、七つの悪霊を追い出していただいたマグダラの女と呼ばれるマリヤ、3 ヘロデの執事クーザの妻ヨハンナ、スザンナ、そのほか自分の財産をもって彼らに仕えている大ぜいの女たちもいっしょであった。」 (ルカ福音書8:2~3)
(3) 女たちは、週の初めの日の早朝、日が上ったとき、墓に着いた。(マルコ福音書16:1~2)
「1 さて、安息日が終わったので、マグダラのマリヤとヤコブの母マリヤとサロメとは、イエスに油を塗りに行こうと思い、香料を買った。2 そして、週の初めの日の早朝、日が上ったとき、墓に着いた。」 (マルコ福音書16:1~2)
2. イエスの復活を信じた人々になったからである。
- 復活を信じないのに、どうしって復活の証人になれるのだろうか? 彼ちは、イエスの復活を信じる人になったからである。
(1) 女たちは、最初からイエスの復活をよく信じていたわけではなかった。
- イエスに対する単純な愛情、感謝、忠誠心のためにイエスの死体に香油を塗ろうとした動機であって、イエスの復活を信じて期待した形跡はない。(本文、マルコ福音書16:1, 8)
「女たちは、墓を出て、そこから逃げ去った。すっかり震え上がって、気も転倒していたからである。そしてだれにも何も言わなかった。恐ろしかったからである。」 (マルコ福音書16:8)
(2) 他の弟子たちもマリアから復活の知らせを聞いても、信じようとはしなかった。
「10 マリヤはイエスといっしょにいた人たちが嘆き悲しんで泣いているところに行き、そのことを知らせた。11 ところが、彼らは、イエスが生きておられ、お姿をよく見た、と聞いても、それを信じようとはしなかった。」 (マルコ福音書16:10~11)
(3) マグダラのマリヤと他の弟子たちも、イエスが復活された体を見せてくださったからこそ、信じる者になることができた。(本文、マルコ福音書16:9、14)
3. イエスの復活を伝える人になったからである。
- 証人たちはイエスの指示に従い、出て行って、至る所で福音を宣べ伝えた。その時、救い主イエスの復活を信じる人々にイエスのしるしが現れた。
(1) 女たちは若者の姿で現れた天使に出会った。そして天使の指示を受けた。
「行って、お弟子たちとペテロに、『イエスは、あなたがたより先にガリラヤへ行かれます。前に言われたとおり、そこでお会いできます。』とそう言いなさい。」 (マルコ福音書16:7)
(2) イエスは弟子たちに現れ、その体を見せて、彼らに命じられた。
「イエスは彼らにこう言われた。「全世界に出て行き、すべての造られた者に、福音を宣べ伝えなさい。」 (マルコ福音書16:15)
- これは彼らにだけ与えられた使命ではない。これはその後の弟子たちに、そしてこの時代を生きるキリスト者たちにも引き続き有効な使命である。
(3) 至る所で福音を宣べ伝えるとき、主は彼らとともに働き、みことばに伴うしるしが現れた。
「彼らは出て行って、至る所で福音を宣べ伝えた。主は彼らとともに働き、みことばに伴うしるしをもって、みことばを確かなものとされた。〕」 (マルコ福音書16:20)
*** 神が用いられる人は誰なのか? - イエスを信じた人々、イエスの恵みと愛を受け、本当にイエスを愛した人たちを通して、神の御業を成し遂げさせられた。