キリスト教と日本の習慣
出処: http://www.h5.dion.ne.jp/~biblroom/
1.はじめに
2.日本文化に対する基本的態度
3.日本人の宗教意識
4.日本の行事と人生儀礼の特色
5.日本文化対応への具体的指針
6.正月行事について
7.節分(2月3日または4日)について
8.雛祭りについて
9.端午の節句(5月5日)
10.七夕祭り(7月7日)
11.お盆行事(7月1日~8月16日)への対応
12.七五三(11月15日)
13.仏式葬儀出席について
14.年忌はどうすればよいか?
15.お墓はどのようにすべきか?
1. はじめに
わたしたちは幼い頃から、好むと好まざるとにかかわらず、日本の風俗や習慣の中で育ってきました。昔からの習わしとして、地域のお寺の檀家に数えられ、同時に神社の氏子として組み入れられることについて、ある時期まではほとんど疑問も持たずに過ごしてきたというのが多くの人の場合ではないでしょうか。
その私たちが、やがて自分の罪と直面し、その究極の解決をキリストの十字架に見い出したとき、新たに生きる者となったのです。しかし、信教の自由が保障され、都市化が進んでかつての一方的な因習が薄れてきたとは言え、異教的な環境は依然大きな影響力を持っています。
こうした状況の中にあって、社会生活から浮き上がってしまうことなく、しかもしっかりと聖書に根ざした信仰生活を送るにはどのようにしたらよいのかをご一緒に考えていきたいと思います。
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《参考図書》
勝本正實「日本の宗教行事にどう対応するか」(いのちのことば社,1993)
堀越暢治「日本人の心とキリスト教」(いのちのことば社,1990)
滝本明「千代に至る祝福」(CLC出版,1993)
「クリスチャン生活事典」(教会新報社,1982)
「現代日本人の意識構造(第3版)」(NHK世論調査部,1993)
尾山令仁「日本人とキリスト教」(恩寵社,1987)
日本ルーテル神学大学教職神学セミナー編「現代葬儀事情」(AVACO,1994)
堀越暢治「キリストにある死および死後の問題」-葬儀に関する注意事項-(いのちのことば社,1990)
樋口清之「日本ならわしなるほど雑学」(天山文庫,1991)
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