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アイヌは、北海道・樺太・千島列島およびロシア・カムチャツカ半島南部にまたがる地域に居住していた。母語はアイヌ語。現在、日本とロシアに居住する。
アイヌは、元来は物々交換による交易を行う狩猟採集民族である。文字を持たない民族であったが[注 1]、生業の毛皮や海産物などをもって、現在のロシアのハバロフスク地方アムール川下流域や沿海州そしてカムチャツカ半島、これらの地域と交易を行い、永く、このオホーツク海地域一帯に経済圏を有していた[1]。
1855年2月7日(安政元年12月21日)の当時のロシア帝国との日露和親条約での国境線決定により、当時の国際法の下[2]、各々の領土が確定した以降は、大半が日本国民、一部がロシア国民となった。21世紀初頭の現在、日本国内では、北海道地方の他に首都圏等にも広く居住している。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%82%A4%E3%83%8C#/media/File:AinuBearSacrificeCirca1870.jpg