望みの神

ローマ書15:13 -

シャローム宣教会 

[ローマ書15:13]「どうか、望みの神が、あなたがたを信仰によるすべての喜びと平和をもって満たし、聖霊の力によって望みにあふれさせてくださいますように。」

序言

神は望みの神です。神はイエス・キリストの再臨と死者の復活と天国と永遠の命を約束されました。その約束はすべてのキリスト者たちの望みの主な内容です。

本文講解

+ 聖徒は未来を望むだけでなく、また現在の信仰の中で豊かな喜びと平和を享受します。

+神は、世の中で喜びと平和の祝福を与えるために聖霊を慰めと励まし者として私たちの中に送られました。信仰の中で喜びと平和で満たされた人生が聖徒の正常な人生の姿です。

1. 望みの神

[本文、ローマ書15:13]「望みの神が、あなたがたを信仰によるすべての喜びと平和をもって満たし、」

+ 私たちは力のない人たちの弱さ抱き、主イエス·キリストにならってお互いを受け入れ、生きていきます。

[ローマ書15:1-2]「1.私たち力のある者は、力のない人たちの弱さをになうべきです。自分を喜ばせるべきではありません。2.私たちはひとりひとり、隣人を喜ばせ、その徳を高め、その人の益となるようにすべきです。」

[ローマ書15:7]「こういうわけですから、キリストが神の栄光のために、私たちを受け入れてくださったように、あなたがたも互いに受け入れなさい。」

[ヘブライ書3:6]「キリストは御子として神の家を忠実に治められるのです。もし私たちが、確信と、希望による誇りとを、終わりまでしっかりと持ち続けるならば、私たちが神の家なのです。」

= 主イエス・キリストは、十字架にかかって死ぬことで、私たちのような異邦人たち、罪の中でさまよっていた者たちの罪を贖いされました。私たちは主イエス・キリストにならって神に対する信仰と知識のない人たちを愛し、長く我慢してお互いを受け入れなければならないでしょう。

2. どんなばあいにも、いつも、

[テサロニケ第二3:16]「どうか、平和の主ご自身が、どんなばあいにも、いつも、あなたがたに平和を与えてくださいますように。どうか、主があなたがたすべてと、ともにおられますように。」

+ 聖徒は信仰によって神の御名を呼び祈り、どんなばあいにも、いつも、神の助けを体験しながら生きていきます。

祈りは、神を信じる者だけができる神の贈り物です。イスラエルの民は神を信仰によって時々その御名を呼び祈りました。

[申命記4:7-8]「7.まことに、私たちの神、主は、私たちが呼ばわるとき、いつも、近くにおられる。このような神を持つ偉大な国民が、どこにあるだろうか。8.また、きょう、私があなたがたの前に与えようとしている、このみおしえのすべてのように、正しいおきてと定めとを持っている偉大な国民が、いったい、どこにあるだろう。」

+ 聖徒は神がくださる恵みによって、どんなばあいにも、いつも、喜びと平和の中で望みを持って生きていくでしょう。

[ローマ書15:4]「... 聖書の与える忍耐と励ましによって、希望を持たせるためなのです。」

[ローマ書15:5-6]「5.どうか、忍耐と励ましの神が、あなたがたを、キリスト・イエスにふさわしく、互いに同じ思いを持つようにしてくださいますように。6.それは、あなたがたが、心を一つにし、声を合わせて、私たちの主イエス・キリストの父なる神をほめたたえるためです。」

[ローマ書15:13]「どうか、望みの神が、あなたがたを信仰によるすべての喜びと平和をもって満たし、聖霊の力によって望みにあふれさせてくださいますように。」

+ 神の人々は、どんなばあいにも、いつも、喜びと平和を得ました。そしてイエス・キリストの驚くべき救いの恵みを証ししながら生きてきました。

[列王記下4:8]「ある日、エリシャがシュネムを通りかかると、そこにひとりの裕福な女がいて、彼を食事に引き止めた。それからは、そこを通りかかるたびごとに、そこに寄って、食事をするようになった。」 

[詩篇41:3]「主は病の床で彼をささえられる。病むときにどうか彼を全くいやしてくださるように。」

[エレミヤ書31:20]「エフライムは、わたしの大事な子なのだろうか。それとも、喜びの子なのだろうか。わたしは彼のことを語るたびに、いつも必ず彼のことを思い出す。それゆえ、わたしのはらわたは彼のためにわななき、わたしは彼をあわれまずにはいられない。」

[コリント第一11:25-26]「25.夕食の後、杯をも同じようにして言われました。「この杯は、わたしの血による新しい契約です。これを飲むたびに、わたしを覚えて、これを行ないなさい。」26.ですから、あなたがたは、このパンを食べ、この杯を飲むたびに、主が来られるまで、主の死を告げ知らせるのです。」

結言

聖徒はこの世に住んでいる間、主イエス・キリストを信じる信仰の中で忍耐と慰め、喜びと平和を得て、また聖霊の力で望みを堅く持ち、主イエス・キリストの再臨と聖徒たちの栄光の復活と、祝福された天国と永遠の命を願いながら生きていくだろう。