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おたく(オタク、ヲタク)とは
おたく(オタク、ヲタク)とは、1970年代に日本で誕生した呼称でありポップカルチャーの愛好者を指す。元来はアニメ・ゲーム・漫画・特撮・アイドル・自作パソコンなどの、なかでも嗜好性の強い趣味や玩具の愛好者の一部が二人称として「お宅」と呼び合っていたことを揶揄する意味から派生した術語で、バブル景気期に一般的に知られはじめた。その頃は「お宅族」、「オタッキー」、「オタッカー」と呼ばれた。明確な定義があるわけではなく、現在はより広い領域のファンを包括しており、その実態は一様ではない。
英語では「ギーク(geek)」「ナード(nerd)」という語があり、しばしばマスメディアなどでは安易に訳語として当てられたりしていることも見られるが、どちらも「おたく」とは著しく重ならない部分がある(「ギーク」にはサブカルチャーは含まれず、「ナード」はステレオタイプ・性格に対する蔑称である)。そのためもあり、21世紀頃から、日本語発音をそのままラテン文字転写した「otaku」も広く通用しはじめるようになった。
何某かの分野に熱中・没頭している人物を指して、その分野を接頭詞として「○○おたく」と呼ぶ・自称する場合がある。
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