絶対に知っておきたい誇るべき日本の宗教観。


ボストン留学中、特に親しくなった人物の中にサウジアラビアからの留学生がいました。 彼は3ヶ月もの間、私のルームメイトであり、多くの時間を共にし様々な話で盛り上がったのですが、特に白熱した話題がありました。宗教観です。


私は多くの日本人と同じように、信仰に関して強いこだわりはありません。対して彼は敬虔なイスラム教徒です。 サウジアラビアでは、国民はみな生まれながらにしてムスリムで、他宗に改宗しようとすれば即座に首を打たれるそうです。

ある時、こんなことがありました。 私たちが街を歩いているとき、頭上を一羽のカラスが飛んでいきました。それを見て彼が、彼の信仰する宗教について驚くべき話をしてくれました。

イスラム教では、ヘビ・カラス・ネズミ・狂犬・トビの5種が、有害度において逸脱した動物であるとして「殺すことが奨励されている」というのです。


私は別に動物愛護主義者などではありませんが、これを聞いて彼との根本的な価値観の違いに愕然としました。夏に蚊に悩まされながら「蚊なんて絶滅してしまえ」と喚くのとは訳が違います。預言者の言葉として、きちんと明文化されているのです。 (有害な動物とはいえ)宗教が殺生を推奨しているというのは、日本で生まれ育ち日本的な価値観に基づいて生きている私には驚愕すべき事実でした。

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http://www.co-media.jp/article/9367