教会の教師
- Ⅰペトロ5:2-3 -
「あなたがたにゆだねられている、神の羊の群れを牧しなさい。強制されてではなく、神に従って、自ら進んで世話をしなさい。卑しい利得のためにではなく献身的にしなさい。ゆだねられている人々に対して、権威を振り回してもいけません。むしろ、群れの模範になりなさい。」(Ⅰペトロ5:2-3)
1. 指導力が必要である。
⑴ 守るように教える。
①「あなたがたに命じておいたことをすべて守るように教えなさい。わたしは世の終わりまで、いつもあなたがたと共にいる。」(マタイ28:20)
⑵ 聖徒たちの手本になる。
①「自分の羊をすべて連れ出すと、先頭に立って行く。羊はその声を知っているので、ついて行く。しかし、ほかの者には決してついて行かず、逃げ去る。ほかの者たちの声を知らないからである。」(ヨハネ10:4-5)
②「ゆだねられている人々に対して、権威を振り回してもいけません。むしろ、群れの模範になりなさい。」(Ⅰペトロ5:3)
③「わたしがキリストに倣う者であるように、あなたがたもこのわたしに倣う者となりなさい。」(Ⅰコリン11:1)
2. 神の御心を知る。
⑴ 救いが神の御心である。
①「神は、すべての人々が救われて真理を知るようになることを望んでおられます。」(Ⅰテモテ2:4)
②「ある人たちは、遅いと考えているようですが、主は約束の実現を遅らせておられるのではありません。そうではなく、一人も滅びないで皆が悔い改めるようにと、あなたがたのために忍耐しておられるのです。」(Ⅱペトロ3:9)
⑵ 神の御心に従って具体的な計画を立てる。
①「あなたがたのうち、塔を建てようとするとき、造り上げるのに十分な費用があるかどうか、まず腰をすえて計算しない者がいるだろうか。」(ルカ14:28)
②「アンティオキアでは、そこの教会にバルナバ、ニゲルと呼ばれるシメオン、キレネ人のルキオ、領主ヘロデと一緒に育ったマナエン、サウロなど、預言する者や教師たちがいた。彼らが主を礼拝し、断食していると、聖霊が告げた。「さあ、バルナバとサウロをわたしのために選び出しなさい。わたしが前もって二人に決めておいた仕事に当たらせるために。」(使13:1-2)
⑶ 神の御計画を実現するために忠実に働く。
①「あなたは、受けようとしている苦難を決して恐れてはいけない。見よ、悪魔が試みるために、あなたがたの何人かを牢に投げ込もうとしている。あなたがたは、十日の間苦しめられるであろう。死に至るまで忠実であれ。そうすれば、あなたに命の冠を授けよう。」(黙2:10)
②「はっきり言っておく。一粒の麦は、地に落ちて死ななければ、一粒のままである。だが、死ねば、多くの実を結ぶ。」(ヨハネ12:24)
③「福音のためなら、わたしはどんなことでもします。それは、わたしが福音に共にあずかる者となるためです。あなたがたは知らないのですか。競技場で走る者は皆走るけれども、賞を受けるのは一人だけです。あなたがたも賞を得るように走りなさい。」(Ⅰコリン9:23-24)
3. 気を落とさずに絶えず祈る。 * <参照: 祈りについてのたとえ(ルカ18:1-14)>
①「主よ、朝ごとに、わたしの声を聞いてください。朝ごとに、わたしは御前に訴え出てあなたを仰ぎ望みます。」(詩5:4)
②「主よ、夜ともなれば御名を唱えあなたの律法を守ります。」(詩119:55)
③「ダニエルは王が禁令に署名したことを知っていたが、家に帰るといつものとおり二階の部屋に上がり、エルサレムに向かって開かれた窓際にひざまずき、日に三度の祈りと賛美を自分の神にささげた。」(タニエ6:11)
④「どのような時にも、