模範になる信仰
- ヨハネ4:46-54 -
イエスは言われた。「帰りなさい。あなたの息子は生きる。」その人は、イエスの言われた言葉を信じて帰って行った。ところが、下って行く途中、僕たちが迎えに來て、その子が生きていることを告げた。そこで、息子の病気が良くなった時刻を尋ねると、僕たちは、「きのうの午後一時に熱が下がりました」と言った。それは、イエスが「あなたの息子は生きる」と言われたのと同じ時刻であることを、この父親は知った。そして、彼もその家族もこぞって信じた。(ヨハネ4:50-53)
まず、がリラヤのカナでイエスが行われた奇跡を思い出してみよう。また、その奇跡を通 して現われた主の権能について確信しよう。さらに、信じる者の模範となる信仰を学び、真 の祝福と平安を味わおう。
1. 奇蹟の事実
⑴ 場所
① ガリラヤのカナはイエスが水をブドウ酒にした、最初のしるしを行った場所である。 (ヨハネ2:1-11)
⑵ 対象
① 王の臣下の息子、病気で生きる希望のない状態であった。(ヨハネ4:49)
⑶ カナでの二番目の奇蹟
①「イエスは言われた。「帰りなさい。あなたの息子は生きる。」その人は、イエスの言われた言葉を信じて帰って行った。」(ヨハネ4:50)
②「ところが、下って行く途中、僕たちが迎えに來て、その子が生きていることを告げた。 そこで、息子の病気が良くなった時刻を尋ねると、僕たちは、「きのうの午後一時に熱 が下がりました」と言った.」(ヨハネ4:51-52)
③「イエスが「あなたの息子は生きる」と言われたのと同じ時刻であることを、この父親は知った。そして、彼もその家族もこぞって信じた。」(ヨハネ4:53)
2. 信じる者の模範になる信仰
⑴ 王の役人の信仰; 「役人は、「主よ、子供が死なないうちに、おいでください」と言った。イエスは言われた。「帰りなさい。あなたの息子は生きる。」その人は、イエスの言われた言葉を信じて帰って行った.」(ヨハネ4:49-50)
⑵ 百人隊長の信仰; 「イエスは、「わたしが行って、いやしてあげよう」と言われた。すると、百人隊長は答えた。「主よ、わたしはあなたを自分の屋根の下にお迎えできるような者ではありません。ただ、ひと言おっしゃってください。そうすれば、わたしの僕はいやされます。」(マタイ8:7-8)
⑶ ナタナエルの信仰; 「イエスは、ナタナエルが御自分の方へ來るのを見て、彼のことをこう言われた。「見なさい。まことのイスラエル人だ。この人には偽りがない。」(ヨハネ1:47)
⑷ あなたはどんな信仰を持っていますか?
+ イエス様を全能な神の子と信じるのか? - ならば、全てのことは既にキリスト․イエ スにおいて解決されていると信じよう。 (参照; ピリピ4:12-13)
「貧しく暮らすすべも、豊かに暮らすすべも知っています。満腹していても、空腹であって も、物が有り余っていても不足していても、いついかなる場合にも対処する秘訣を授かっています。わたしを強めてくださる方のお陰で、わたしにはすべてが可能です。」(ピリピ4:12-13)
+ 神を愛する者、あなたが計画して行っていることが神の計画であり、すべて成し遂げ られると確信しよう。 (参照; ローマ8:27-28)
「人の心を見抜く方は、