献金について


・感謝、信仰、献身の表われ
献金は、会費でもお賽銭のようなものでも、また単なる寄付金でもありません。
献金は神の恵みに対する感謝の表われです。神は私たちのためにイエスを与えて下さいました。十字架に示された神の愛を思う時、感謝せずにはいられません。また神は日々私たちに様々な面での恵みを与えて下さっています。それが目では見えないものであっても、信仰をもって感謝してささげるのです。こういう意味では、献金は信仰の表われとも言えるでしょう。
また献金は私たちの献身の表われでもあります。神の恵みに応え、自分自身を神にささげて生きるということの表明です。ですから献金は礼拝の大切な一部でもあるのです。

ささげられた献金は神の働きのために用いられます。献金によって神の国の様々な必要が満たされ、その働きが支えられます。


・報いがある

献金をするということは、自分のものが失われるということではなく、天に宝を積むことになるのです(ルカ12:33)。やがて私たちが神の元に帰った時、その報いを見ることができるのです。またそればかりではなく、この地上においても報いを受けることができるのです(Ⅱコリント9:8,10,12)。献金によって自分自身が恵まれるのです。


・自発的に喜んで
献金は、自発的に、喜びを持ってささげることが大切です。義務や強制で仕方なく行うものでもなく、惜しみながらするものでもなく、自ら進んでするものです(Ⅱコリント9:5-7)。神は喜んでささげる人を愛して下さいます。

献金の額は決められていません。それは自分の心で決めるものです。献金の額ではなく、心から精一杯のものをささげるということが大切なのです(マルコ12:41-44)。


・什一献金
献金にも集会でささげられるものや特別に感謝してささげられるもの等がありますが、什一献金についてお話しましょう。これはマラキ3:8-12に記されているもので、10分の1は神のもので、神にお返しするという献金です。私たちが信仰をもってささげる時、神も天の窓を開いてあふれるばかりの祝福を与えて下さいます。

献金について正しく理解し行われることが、その人に多くの祝福をもたらします。献金は私たちの信仰生活を豊かに祝福する恵みの業です。