教師の伝道活動
- ヨハネ13:12-15, 使13:1-3 -
「さて、イエスは、弟子たちの足を洗ってしまうと、上着を着て、再び席に着いて言われた。「わたしがあなたがたにしたことが分かるか。あなたがたは、わたしを『先生』とか『主』とか呼ぶ。そのように言うのは正しい。わたしはそうである。ところで、主であり、師であるわたしがあなたがたの足を洗ったのだから、あなたがたも互いに足を洗い合わなけばならない。 わたしがあなたがたにしたとおりに、あなたがたもするようにと、模範を示したのである。」(ヨハネ13:12-15)
1. 教師にある伝道の使命
⑴ 教師は主と教会が認める忠実な働き人である。
- 自ら伝道にはげむ機会を誰よりも持っている。
⑵ 教会において用意されている働き人たちを教え立てる役割は、教師にとってとても重要な役割である。
- 教会では主の御言葉を守るように教える必要がある。
⑶ 生活の現場で福音の働き人を見つけ支えることは、教師にとって祝福であり喜びである。
- 主は教師に福音を必要としている人々を導き、救いの恵みを与えてくださる。
⑷ 主にならい愛によって教えることは、教師として何よりも重要な使命である。(ヨハネ13:12-15)
- 神は主と主の弟子たちを通して、世の全ての人々にご自分の愛を示される。(ヨハネ17:23)
2. 教師ができる伝道活動
⑴ 色んな方法で伝道活動を展開することができる。
- 聖書勉強、ミッション․ホーム、チーム伝道、弟子訓練など
⑵ 用意されている福音の働き人に出会ったとき、その目を開くことがとても重要である。(使26:17-18)
① 互いのために絶えず祈る。 - “彼らの目を開いて福音の秘密悟らせてください。”
② 神の御言葉を通して受けた恵みと平安をいつも互いに分かち合う。
③ キリストの愛を互いに実践し聖徒の交わりをする。
⑶ 互いの信仰生活の現場で、できるだけ同行し互いに学び合う。
- 礼拝、弟子訓練、宣教神学院、ミッション․ホーム、伝道の現場、祈祷会、宣教会など
⑷ 忠実な人たちと専門宣教会を開いて、祈祷会をしながら賜物に従って働く。
① 定期的に祈祷会をひらき計劃的な活動を展開する。
② 教師を通して神の御言葉と専門知識を供給され、恵と力を得る。
③ 有益な資料を用意したり活用し、多くの人に提供する。
⑤ 時に応じて専門別に合宿訓練をするのもよい。
⑥ ミッション․ホームを中心に地域禮拝をひらくのも地域伝道のために正しいことである。
⑦ 国内外に必要なら書籍、Tape、ビデオなどを送るのも重要な働きである。.