心と考えとを守るでしょう。
-ピリピ4:6-7 -
「どんなことでも、思い煩うのはやめなさい。何事につけ、感謝を込めて祈りと願いをささげ、求めているものを神に打ち明けなさい。そうすれば、あらゆる人知を超える神の平和が、あなたがたの心と考えとをキリスト․イエスによって守るでしょう。」 (ピリピ4:6-7)
1. 心と考えは重要である。
⑴「何を守るよりも、自分の心を守れ。そこに命の源がある。」(箴4:23)
⑵「“銀にはるつぼ、金には爐、心を試すのは主。」(箴17:3)
⑶「喜びを抱く心はからだを養うが、霊が沈みこんでいると骨まで枯れる。」(箴17:22)
⑷「しかし、わたしは言っておく。みだらな思いで他人の妻を見る者はだれでも、既に心の中でその女を犯したのである。」(マタイ5:28)
⑸「既に悪魔は、イスカリオテのシモンの子ユダに、イエスを裏切る考えを抱かせていた。」(ヨハネ13:2)
2. イエス・キリストは神を信じるすべての者の心を新しくする。
「互いにうそをついてはなりません。古い人をその行いと共に脱ぎ捨て、造り主の姿に倣う新しい人を身に着け、日々新たにされて、真の知識に達するのです。」 (コロサ3:9-10)
- 心で苦しむ人はだれでもイエス・キリストの内にある神の栄光と愛を知って信じるとき永遠の命と永遠の喜びを得る。(ヨハネ17:3, 22-23, 26)
⑴ 寂しさで苦しむ人
①「見よ、おとめが身ごもって男の子を産む。その名はインマヌエルと呼ばれる。」この名は、「神は我々と共におられる」という意味である。(マタイ1:23)
②「あなたがたに命じておいたことをすべて守るように教えなさい。わたしは世の終わりまで、いつもあなたがたと共にいる。」(マタイ28:20)
⑵ 劣等感に悩む人
①「しかし、言は、自分を受け入れた人、その名を信じる人々には神の子となる資格を与えた。」(ヨハネ1:12)
②「わたしの命じることを行うならば、あなたがたはわたしの友である。」(ヨハネ15:14)
⑶ 罪責感に悩む人
①「イエスは、身を起こして言われた。「婦人よ、あの人たちはどこにいるのか。だれもあ
なたを罪に定めなかったのか。」女が、「主よ、だれも」と言うと、イエスは言われた。
「わたしもあなたを罪に定めない。行きなさい。これからは、もう罪を犯してはならない。」(ヨハネ8:10-11)
⑷ 挫折感に押される人
①「しかし、神はわたしの歩む道を、知っておられるはずだ。わたしを試してくだされば、金のようであることが分かるはずだ。」(ヨブ23:10)
②「あなたの天幕に場所を広く取り、あなたの住まいの幕を広げ、惜しまず綱を伸ばし、杭を堅く打て。」(イザヤ54:2)
⑸ 不安にさまよう人
①「だから、明日のことまで思い悩むな。明日のことは明日自らが思い悩む。その日の苦勞は、その日だけで十分である。」(マタイ6:34)
②「わたしは、平和をあなたがたに残し、わたしの平和を与える。わたしはこれを、世が与
えるように与えるのではない。心を騒がせるな。おびえるな。」(ヨハネ14:27)
③「恐れることはない、わたしはあなたと共にいる神。たじろぐな、わたしはあなたの神。
勢いを与えてあなたを助け、わたしの救いの右の手であなたを支える。」(イザヤ41:10)
④「強い風が吹いて、湖は荒れ始めた。二十五ないし三十スタディオンばかり漕ぎ出したころ、イエスが湖の上を歩いて舟に近づいて來られるのを見て、。。。」(ヨハネ6:18-21)