主の内にとどまる生活
- ヨハネ15:1-17 -
「これらのことを話したのは、わたしの喜びがあなたがたの内にあり、あなたがたの喜びが満たされるためである。」(ヨハネ15:11)
1. 主の内にとどまる、ということの意味は何か?
⑴ イエス․キリストを主と告白する。- 「こうして、天上のもの、地上のもの、地下のものが
すべて、イエスの御名にひざまずき、すべての舌が、「イエス․キリストは主である」と公に
宣べて、父である神をたたえるのです。」 (ピリピ2:10-11)
⑵ 神の栄光に預かる。- 「ステファノは聖霊に満たされ、天を見つめ、神の栄光と神の右に立っておられるイエスとを見て、」 (使7:55)
⑶ 神の霊が共におられる。- 「あなたがたは、自分が神の神殿であり、神の霊が自分たちの内に住んでいることを知らないのですか。」 (Ⅰコリン3:16)
⑷ 神の御子を信じて生きる。- 「生きているのは、もはやわたしではありません。キリストがわたしの内に生きておられるのです。わたしが今、肉において生きているのは、わたしを愛し、わたしのために身を献げられた神の子に対する信仰によるものです。」 (ガラテ2:20)
⑸ 主が共におられる。- 「二人または三人がわたしの名によって集まるところには、わたしもその中にいるのである。」 (マタイ18:20, 参照 マタイ28:20)
⑹ 主が共に歩いて下さる。- 「話し合い論じ合っていると、イエス御自身が近づいて來て、一緒に歩き始められた。」 (ルカ24:15)
2. どうすれば主の内にどとまることができるのか?
⑴ 主、イエス․キリストを信じ受け入れる。「しかし、言は、自分を受け入れた人、その
名を信じる人々には神の子となる資格を与えた。」 (ヨハネ1:12, マタイ18:18-20, 28:20)
⑵ 祈りと御言葉によって主と交わる。
①「 朝早くまだ暗いうちに、イエスは起きて、人里離れた所へ出て行き、そこで祈っておられた。」 (マルコ1:35)
②「どのような時にも、霊に助けられて祈り、願い求め、すべての聖なる者たちのために、絶えず目を覚まして根気よく祈り続けなさい。」 (エペソ6:18, 参照; 使16:25-26)
⑶ 主が時に適って恵みを増し加えて下さる。(ヨハネ2:1-11)
⑷ 私たちの体を神が喜ばれることにささげる。(ローマ12:1-12)
3. なぜ主の内にとどまるようにして下さるのか?
⑴ 主の業を行うため
①「わたしを強めてくださる方のお陰で、わたしにはすべてが可能です。」 (ピリピ4:13)
⑵ 多くの実を結ぶため
①「わたしはぶどうの木、あなたがたはその枝である。人がわたしにつながっており、わたしもその人につながっていれば、その人は豊かに実を結ぶ。わたしを離れては、あなたがたは何もできないからである。」(ヨハネ15:5)
4. 主の内にとどまる生活には、どんな祝福があるのか? (ヨハネ15:7-17)
⑴ 祈るようになる。 (ヨハネ15:7, 16)
⑵ 良い実を結ぶ。 (ヨハネ15:8)
⑶ 主の栄光にあずかる。 (ヨハネ15:8)
⑷ 主の愛の内に生きる。 (ヨハネ15:9)
⑸ 喜びにあふれる。 (ヨハネ15:11)
⑹ 互いに愛する。(ヨハネ15:12-13)