福音とキリスト
- ヨハネ14:6 -
イエスは言われた。「わたしは道であり、真理であり、命である。わたしを通らなければ、だれも父のもとに行くことができない。」(ヨハネ14:6)
1. キリストは世の中に伝えられるべき福音の主題である。
⑴ 人間として來られた救い主である。(ルカ2:11)
⑵ インマヌエルの預言の成就である。(ヨハネ14:6, マタイ1:22-23)
⑶ ダビデの子孫として來られた。(ルカ1:68-71)
⑷ モーゼのような預言者として來られた。(使3:22-26)
⑸ 律法の呪いから罪人を解放した方である。(ガラデ3:13-16)
⑹ 新しい(よりよい)契約の仲介者である。(ヘブラ8:6)
⑺ 万人を治められる権勢を持っておられる方である。(ヨハネ17:2)
2. 福音の内容はキリストの救いである。
⑴ 原始福音に現れる。(創3:15)
① 女の子孫として來られサタンの業を滅ぼす。(創3:15, 1ヨハネ3:8)
② その名をインマヌエルと言う。(イザヤ7:14, マタイ1:23)
⑵ 旧約時代にイスラエルの民に預言された。
① 平和の王である。(イザヤ9:6)
② 私たちの王であり救い主である。(イザヤ33:22)
③ 国々の裁きを導き出す方である。(イザヤ42:1)
④ イスラエルを導かれる方である。(イザヤ55:4)
⑤ 義なる枝である。(エレミ23:5)
⑥ 御契約の御使いとして來られた方である。(マラ3:1)
⑦ 油を注がれた王である。(ダニエ9:25)
⑧ 罪を赦される方である。(ミカ7:17-18)
⑶ 新約時代に弟子たちに現われ証しされた。
① 十字架につけられ亡くなった。(ヘブラ9:15, コロサ2:12)
② 死んで三日目に復活された。(Ⅱコリン5:15)
③ 永遠の王としてもう一度來られる。(ダニエ7:13-14, 使1:11)
④ 天と地の全ての力を持っておられる。(マタイ28:18)
⑤ 福音でもって世の中を裁かれる。(ヨハネ5:22)