聖学院大学教授の古屋安雄は≪過去の宣教で明らかに失敗しているのは教会学校≫として、その理由を≪一言で言えば、日本の信者の社会階層が知識階級であるゆえんである。塾が盛んになり、よい大学にこどもを行かせるために、牧師や信徒たちが子どもを教会学校に行かせる代わりに塾に送るからである。……いずれにしても、教会学校の将来が今後の教会の将来を占うであろう。しかも、信者の家庭を「クリスチャン・ホーム」とすることが急務である。家庭内暴力が問題になっている日本である。子どもの問題は実は大人の問題なのである。日本の教会は、プロテスタントとカトリックも、信仰の継承の問題において失敗しているのではないか≫と切り込む。

 

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