ピラミッド神社の不思議

旅で利用しているツーリングマップルに「皆神山ピラミッド神社」という場所が載っていた。

ピラミッド神社・・・?

追記で、「その由来に驚愕」とある・・・

いったい、ピラミッド神社とは・・・
その由来とは・・・
気になる・・・

居ても立っても居られなくなった私は、早速その皆神山ピラミッド神社へと向かってみた。

長野県長野市より、少し南に位置する皆神山は
 
背が低く、東京ドームのような形。

ピラミッドと言えば、誰もがまず連想するような、

エジプトのピラミッドとは、
似ても似つかない・・・

しかし、見た目は石の塊でも、立派にピラミッドとしてまかり通ってしまうのは、以前にもあったこと(日本不思議発見2にて)。
皆神山もこれで立派なピラミッドなのだろう。

その証拠に、
 
皆神神社ピラミッド参道入口が登場。
ツーリングマップルには、ピラミッド神社とありましたが、神社とピラミッドはここでは別扱いです。

山頂にある神社までは、とても急な山道を登っていきます。
1つ奇妙な事に、
 
皆神山ゴルフクラブの看板が、この道の所々に立っています。
この山の中にゴルフコースがあるというのでしょうか・・・?
神社とピラミッドとゴルフクラブ・・・、何でもありの様相を呈してきました。

急坂を上りきると、神社の入口が現れます。
 
造りも普通の神社そのものですし、 写真だと解り難いですが、「皆神神社」とあります。
やはり 、神社とピラミッドは別モノのようです。

では、なぜ皆神山がピラミッドかと言うと・・・
 
その理由は、参拝者用の駐車場に設置してある看板に書いてありました。

その看板は、
 
こう始まります・・・

「世界最大で最古の皆神山ピラミッド」

「皆神山の造山方法はエジプトのピラミッドのように人の労力ではなく初歩的な重力制御技法(部分的干渉波動の抑圧)により、当時長野盆地が遊水湖沼(最後のウルム氷期の終末期で東・南信の氷解水による)となっておりその岸のゴロタ石等堆積土砂石を浮揚させ空間移動させるといったダイナミックな方法でした。(従って現在でも皆神山山塊だけが非常に軽く負の重力異常塊となっています。)」

えっと・・・

もう、突っ込み所満載過ぎて、どっから突っ込んでいいものか・・・

まず、エジプトのピラミッドが重力制御技法によって造られたものだという点、この点はどうなんでしょう?
ここでの書かれ方だと、その点は当然のこととして踏まえた上で、次の話に行っています。
こうも堂々と当然のことの如く書かれていると、そんな気もしてきます、そういえば社会の授業で習ったような習っていないような・・・

重力制御技法、部分的干渉波動、何だか小学4年生くらいが好きそうな言葉が並んでいますが、これらは初歩です。
そんな難しくないんですよ、物体を浮遊させ空間移動させるという事は。
是非、皆さんもご家庭で試してみてください、毎日の暮らしが劇的に快適になると思いますよ。

皆神山は、「非常に軽く負の重量異常塊」とありますが、この皆神山にはゴルフクラブがあったはず・・・
まともなゴルフができるのだろうか・・・?
果たしてボールは落ちてくるのだろうか・・・?

続いて見ていきます・・・

「この皆神山の盛土的山塊が自重により不均衡凝縮=ねじれ摩擦現象=起電=電流発生といったダイナモ機能山塊となり、電磁波が生じ、この磁力と重力制御(反重力)により物体(電磁反発飛昇体)が垂直に離着陸するようになったのです。古文書に出てくる<天の羅摩船>等がこの飛行体です。 」

ふぅ・・・

私が科学に疎いので、書いてある意味が解らないのだと思いますが・・・
とにかく、皆神山では、なんだかんだあって電磁波が発生、その電磁力と重力制御(当然あるもの)によって、飛行船が飛んでいたって事でしょう・・・、ライト兄弟の飛行機発明以前から。
古文書(古事記だと思われる)に出てくる飛行船がコレらしいです。
神話の世界だと思っていたのですが、「この飛行体です」と断定されては、実在のモノだったと受け止めざるを得ません。

更に続きます・・・

「謎の皆神山ピラミッド物語」

「 皆神山は,古い古墳時代や弥生時代更に遡っての縄文時代やエジプト・インダス・黄河・シュメール各文明よりずっと古い、今から2~3万年前(浅間山、焼岳ができたころ、飯代、妙高、富士は約九万年前)の超太古ともいうべき遠い旧石器の時代に造られました。(人工造山=ピラミッド、ピラミッドはギリシャ語源で三角型のパンの意。)」
「 この皆神山を造った人間は、古事記に出てくる須左之男命(自然主義的な科学技術者の集団の総称)で現代科学とは全く異質ではるかに優れた高い知的能力をもつ人類でした。(旧人ネアンデルタール人系)」
「 では、何のために造ったかというと、墳墓ではなく地球上の各地や、宇宙空間への航行基地として造られたのです。」

頭痛が・・・

まず、この皆神山は、超太古の昔に造られたもので、決して自然にできたわけではないということです。
その皆神山を造った人間が問題です。
皆神山を造った人間は、現代科学を超越した須左之男命という集団らしいのです。
須左之男命(スサノオノミコト)というは、1人の神ではなく、集団の総称であるというのは新たな解釈です。
それはそれとして、現代科学を超越・・・
それなら、先ほど、さも当たり前のように書かれていた、 重力制御技法でピラミッドが造られたというのも納得です。
現代科学を超越してるんじゃ、今の私が理解できないのも仕方のないことです。
そうすると、この皆神山が宇宙空間への航行基地だったというスケールのドデカイ話も、問題なく処理できます。
現代科学を超越してるのでは、もう・・・

看板の最期には、
 

「皆神山ピラミッドの祭神は知力、体力の神」

「超太古の宇宙航行基地である皆神山の祭神は従って高度の知的能力集団でみんな宇宙航行や宇宙基地に関係する次の四神です。」
「熊野出速男命・・・宇宙船<天の羅摩船>等の航行の技術、管理を引き継いだ最後の集団で、北信地方の開拓祖神」
「少名毘古那神・・・宇宙船で皆神山航行基地を離着した大国主命の参謀集団」
「泉津事解男神・・・皆神山航行基地をはじめ、全宇宙基地を管理した集団」
「速玉男神・・・地球周回軌道の人工衛生(宇宙航行の中継基地)の技術者集団」
「このように皆神山は、神々が活躍した基地であり、宇宙船で現れたり姿を消したりしたので自然人たちは、神聖な山=高天が原として崇め、後世に伝えたものです。 」

最期は、皆神山ピラミッドに祭られている神様の事が書かれています。
という事は、やはりピラミッド神社という事になるのでしょうか?

神様がみな"集団"というのはイマイチ理解に苦しみますが、そんな事は最早どうでもいいことです。
注目すべきは、
やはり日本は昔から技術大国だったというです。
NASAもビックリの超技術集団ここに在り。
この四つの神であり技術集団が後に日本を代表する、トヨタ・ホンダ・ソニー・松下の源流かもしれません。
また、天照大神の神話で有名な高天が原は、長野県に実在したようです。

この看板は神社の敷地内にあるものです、決して長文の落書きなんかではありません。
にわかには信じがたい事ばかりです・・・
ガリレオの地動説を笑った当時の民衆も、今の私のような状況だったのでしょうか・・・?

看板の他にも
 
世界最大最古の皆神山ピラミッドを認める石碑もあります、駄目押しですね。

山頂までの道で見た看板で気になっていた、皆神山ゴルフクラブについて・・・
ゴルフクラブは神社のすぐ隣にあって、

コースの中に鳥居があったり、
 
土俵があったり。

ゴルフをしたことがないので解りませんが、ゴルフ場とはこういうモノなのでしょうか?
ボールが土俵に入ったら、何で打ち出すんでしょうか?やっぱりサンドウェッジなのかな?

ピラミッドの上でゴルフができるのは、世界中を探しても、日本の長野県にあるこの皆神山くらいなので、興味があれば是非行ってみて頂きたい。
ピラミッドパワーで実力以上の力が発揮されるかもしれません。