ガレブ - 従順の結果
- 申命記1:36-38 -
[インマヌエル 下巻.9-08]
[申命記1:36-38] 「36 ただエフネの子カレブだけがそれを見ることができる。彼が踏んだ地を、わたしは彼とその子孫に与えよう。彼は主に従い通したからだ。37 主はあなたがたのために、この私に対しても怒って言われた。「あなたも、そこに、はいれない。38 あなたに仕えているヌンの子ヨシュアが、そこに、はいるのだ。彼を力づけよ。彼がそこをイスラエルに受け継がせるからだ。」
[ヨシュア記14:12] 「どうか今、主があの日に約束されたこの山地を私に与えてください。あの日、あなたが聞いたように、そこにはアナク人がおり、城壁のある大きな町々があったのです。主が私とともにいてくだされば、主が約束されたように、私は彼らを追い払うことができましょう。」」
*** 神の約束を信じ、従う者に真の勝利と祝福が訪れた。私たちはカレブの従順と行いからその事実を確認できる。
1. カレブの従順とその結果
(1) カレブの従順と行跡
① ユダ族に属するカルブは、モーセの命令に従い、12人のカナン偵察隊の一人として派遣された。(民数記13:6)
「ユダ部族からはエフネの子カレブ。」(民数記13:6)
②カレブは偵察して戻り、民の前で神の約束を信じ従う報告をした。
「7 イスラエル人の全会衆に向かって次のように言った。「私たちが巡り歩いて探った地は、すばらしく良い地だった。8 もし、私たちが主の御心にかなえば、私たちをあの地に導き入れ、それを私たちに下さるだろう。あの地には、乳と蜜とが流れている。」 (民数記14:7-8)
③ カレブは神を完全に従った。
「私といっしょに上って行った私の身内の者たちは、民の心をくじいたのですが、私は私の神、主に従い通しました。」 (ヨシュア記14:8)
④ カレブは生かしてくださった神の恵みを知った。
「10 今、ご覧のとおり、主がこのことばをモーセに告げられた時からこのかた、イスラエルが荒野を歩いた四十五年間、主は約束されたとおりに、私を生きながらえさせてくださいました。今や私は、きょうでもう八十五歳になります。11 しかも、モーセが私を遣わした日のように、今も壮健です。私の今の力は、あの時の力と同様、戦争にも、また日常の出入りにも耐えるのです。」(ヨシュア記14:10-11)
⑤カレブは神が自分と共にいてくださることを知っていた。
「どうか今、主があの日に約束されたこの山地を私に与えてください。あの日、あなたが聞いたように、そこにはアナク人がおり、城壁のある大きな町々があったのです。主が私とともにいてくだされば、主が約束されたように、私は彼らを追い払うことができましょう。」(ヨシュア記14:12)
(2) その結果
① 神はカレブの従順を見て祝福の契約を結ばれた。
「ただし、わたしのしもべカレブは、ほかの者と違った心を持っていて、わたしに従い通したので、わたしは彼が行って来た地に彼を導き入れる。彼の子孫はその地を所有するようになる。」(民数記14:24)
② カレブはカナン征服を企て、約束の地を占領した。(ヨシュア記14:14、士師記1:20)
「ヘブロンは、ケナズ人エフネの子カレブの相続地となった。今日もそうである。それは、彼がイスラエルの神、主に従い通したからである。」(ヨシュア記14:14)
③ カレブが占領した地には戦いが止んだ。
「ヘブロンの名は、以前はキルヤテ・アルバであった。アルバというのは、アナク人の中の最も偉大な人物であった。そして、その地に戦争はやんだ。」(ヨシュア記14:15)
2. 偵察者たちの不信仰とその結果
(1) 他の10人の偵察者たちの不信仰
① カナンの地を偵察して戻り、民の前に不信仰の報告をした。
「32 彼らは探って来た地について、イスラエル人に悪く言いふらして言った。「私たちが行き巡って探った地は、その住民を食い尽くす地だ。私たちがそこで見た民はみな、背の高い者たちだ。33 そこで、私たちはネフィリム人、ネフィリム人のアナク人を見た。私たちには自分がいなごのように見えたし、彼らにもそう見えたことだろう。」 (民数記13:32-33)
(2) その結果
① 不信仰の言葉を聞いて不平を言った者たちと共に、皆が責めを受けた。
「31 さらわれてしまうと、あなたがたが言ったあなたがたの子どもたちを、わたしは導き入れよう。彼らはあなたがたが拒んだ地を知るようになる。32 しかし、あなたがたは死体となってこの荒野に倒れなければならない。33 あなたがたの子どもたちは、この荒野で四十年の間羊を飼う者となり、あなたがたが死体となってこの荒野で倒れてしまうまで、あなたがたの背信の罪を負わなければならない。」(民数記14:31-33)
3. 私たちの従順
○ イエスは弟子たちに「聖霊があなたがたの上に臨まれるとき、あなたがたは力を受けます。そして、エルサレム、ユダヤとサマリヤの全土、および地の果てにまで、わたしの証人となります。」(使徒行伝1:8)と言われた。すなわち、私たちの使命はこの世に神の国を広げることであると言える。これは神の完全な計画(マタイ福音書24:14)であり、私たちに命じられたことでもある(マタイ福音書28:16-20)。
*** カレブは神の御心を悟り、神の御心に従って正しく見、正しく信じ、神に完全に従った。その結果、神の大きな寵愛と祝福を受け、神が約束されたカナンの地に入った。
