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神の子を神が見捨てた!
マルコ15:33-41
バッハの作品に、「マタイによる受難曲」という、3 時間に近い名曲があります。日本ではヘンデルの「メサイア」ほど知られてはいませんけれど、「血潮したたる主のみかしら」(讃136)の出典として御存じの方もおられるでしょう。マルティン・ルターが訳したマタイ福音書の文をテノールの歌い手が朗々と歌い、その間に散りばめるように美しい合唱と独唱が主を賛美
します。題名の「マテーウス・パシオーン」Matthäuspassion は「マタイにあるイエスの死の場面」です。死の場面ですから、復活の場はなく、墓の石に封印をする所で終わります。
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http://erinika.life.coocan.jp/data020/mar60N.pdf