書き込み数 48
キリスト教史の重要な出来事
前1世紀
- 63 共和政ローマの将軍のポンペイウスがエルサレムに入城する。ユダヤ地方(イスラエルまたはパレスチナともいう)はローマの支配下に入る。
- 34 ヘロデ大王、ローマからユダヤ人の王に任命される。
- 29 オクタビアヌス、ローマ初代皇帝となり、ここに帝政ローマが始まる。
- 7~4頃 イエスがユダヤ地方(イスラエル)のベツレヘムに降誕する。
1世紀
- 27 この頃、洗礼者ヨハネが活動を開始する。イエスはヨハネより洗礼を受け、良き訪れと呼ぶ宣教活動を開始する。
- 29または30 イエスがエルサレムのゴルゴタの丘で磔刑になり、3日目に復活した。
- 30 復活の後、イエスが弟子たちに大宣教命令を与えた。
- 35または36 ステファノが石打ちの刑で死にキリスト教の最初の殉教者(致命者)となる。迫害者パウロ(本名サウロ)がイエスの幻を見て回心する。
- 46 サウロがバルナバとともに第1回伝道旅行(キプロス・小アジア)に出発し、途中で名をパウロと改める。
- 47 宣教方針をめぐってエルサレムで使徒会議が開かれ、異邦人への宣教が認められる。
- 48 パウロが第2回伝道旅行(小アジア・ギリシャ)に出発し、途上でテサロニケ人への第1・第2の手紙が書かれる。(~51)。
- 52 パウロが第3回伝道旅行(小アジア・ギリシャ)に出発し、途上でコリント人への第1・第2の手紙が書かれる。
- 54 この頃、マルコによる福音書が書かれる。
- 57 パウロはユダヤ人に訴えられて逮捕されるが、ローマ市民であるとして皇帝に上訴する。
- 60 パウロはローマに到着し、以降数年を過す。フィリピ人・コロサイ人・フィレモンなどへの手紙を書く。この頃、ルカによる福音書が書かれる。続いて同じ著者によって、使徒言行録が書かれる。マタイによる福音書もこのころ成立。
- 61 エルサレムの教会を指導していたイエスの兄弟ヤコブ)が殉教する。
- 64 ローマの大火を理由として皇帝ネロがキリスト教徒を迫害する。
- 66 ユダヤ地方のユダヤ人達がローマ帝国に反旗を翻し、第1次ユダヤ戦争が起る。
- 70 ローマ軍がエルサレムを陥落させ、ユダヤ教のエルサレム神殿が廃墟となる。
- 100 この頃までにヨハネによる福音書・ヨハネの黙示録が完成する。
- 100 この頃、ユダヤ教徒がヤムニア会議で旧約聖書正典を決定。
2世紀
- 135 第2次ユダヤ戦争(バル・コクバの乱)終結し、ローマ軍によってエルサレムは廃墟とされる。
3世紀
4世紀
- 301 アルメニア王国がキリスト教を国教とする。当時のアルメニアはローマ帝国の従属国だが、国家の国教としては世界初。
- 303 皇帝ディオクレティアヌスがキリスト教禁圧令を出し迫害する。
- 306 この頃、コーモンのアントニウスがエジプトで隠修士を集め、キリスト教最初の修道院を始める。
- 312 コンスタンティヌス1世、十字架を旗印にしてミルヴィウス橋の戦いに勝利する
- 313 ローマ皇帝コンスタンティヌス1世がミラノ寛容令を発し、キリスト教を公認する。
- 318 父と子の同一性を認めるアタナシウス派と、これを認めないアリウス派の間で論争が起る。
- 325 コンスタンティヌス1世によって第1ニカイア公会議が開かれ、父と子の同一性を確認し、アリウス派が異端とされる。
- 327 グルジアがキリスト教を国教とする(グルジア正教会)。
- 350頃 エチオピアがキリスト教を国教とする(コプト教・エチオピア正教会)。
- 361 皇帝ユリアヌス(背教者ユリアヌス)がローマ古来の宗教の復活を企てる。
- 375 ゲルマン民族の大移動が開始される
- 381 第1コンスタンティノポリス公会議が開かれ、ニカイア公会議を補則する。
- 386 アウグスティヌスがマニ教からキリスト教に回心する。
- 388 キリスト教とユダヤ教の異宗婚が禁止される
- 391 皇帝テオドシウス1世がキリスト教を国教に定める
- 395 ヒッポ(北アフリカ)の司教アウグスティヌスが『告白』を書く。
- 397 カルタゴ会議で新約聖書正典を決定
5世紀[編集]
- 409 サーサーン朝ペルシア帝国が、キリスト教寛容令を出す。
- 410 ヒエロニムスがエルサレムで聖書をラテン語に翻訳する(ヴルガータ訳聖書)。
- 411 ペラギウス論争起こる。
- 431 エフェソス公会議でペラギウスとネストリウスを異端とする。
- 440 ローマ司教レオ1世が、ローマ司教の首位権(教皇権)を主張する。
- 451 カルケドン公会議でキリストは唯一の位格である事が確定し、単性論の立場のコプト教会、アルメニア教会などが離反する。
- 452 ローマ教皇レオ1世がフン族の長アッティラをローマから撤退させる。
- 459 登塔者克肖聖シメオン永眠。
- 476 ゲルマン人の度重なる侵攻に耐えてきた西ローマ帝国が滅亡する。
- 486 クローヴィスがフランク王国を建設する。
- 496 フランク王クローヴィス、部下3千人と共に洗礼を受ける。
6世紀[編集]
- 517 ブルグント王ジギスムント、アリウス派からカトリックに改宗
- 529 ベネディクトゥスがモンテ・カッシーノに西方教会で初めての修道院を開く(ベネディクト会)。
- 535 ネストリウス派の宣教師が初めて中国を訪問.
- 553 第2コンスタンティノポリス公会議が開かれる。
- 590 アイルランドのコルンバヌス、ヨーロッパ大陸に伝道を開始する。
- 590 ローマ教皇にグレゴリウス1世(大聖グレゴリオ)が即位する(この頃より、ローマ教皇という言葉が使われる)。
- 596 カンタベリーのアウグスティヌスがアングロ・サクソン人に伝道を開始する。
7世紀[編集]
- 622 イスラム教を開いたムハンマド(マホメット)がマディーナ(メディナ)に遷る。ヒジュラ暦元年
- 635 ネストリウス派の宣教師が中国の唐を訪問.
- 638 長安に大秦寺を建てる.
- 651 クルアーン(コーラン)が編纂される
- 680 第3コンスタンティノポリス公会議で単性論が断罪される。
8世紀[編集]
- 700 イスラム軍が北アフリカを制圧
- 711 イスラム軍がイベリア半島を制圧
- 720 イスラム軍がフランク王国に侵入
- 726 聖像破壊運動
- 732 フランク王国宮宰カール・マルテルがトゥール・ポワティエ間の戦いでイスラム軍を撃退し、イスラム軍のヨーロッパの進軍が止む
- 745 ケルンに大司教座が設置される
- 750 ウマイヤ朝が滅亡し、アッバース朝が始まる。
- 756 フランク王国宮宰小ピピン、ラヴェンナの土地を教皇に寄進し、教皇領が始まる
- 780 養子論論争
- 781 大秦景教流行中國碑が建てられる.
- 787 第2ニカイア公会議で聖像の使用が認可される
- 793 イングランド北部、リンデスファーン修道院、ノルマン人に襲われる(ヴァイキングの始まり)
- 800 カール・マルテルの孫カール大帝(シャルル・マーニュ)がローマで教皇レオ3世から西ローマ皇帝として戴冠される
9世紀[編集]
- 829 伝道師アンスカルらスウェーデンに布教
- 844 聖餐論争
- 846 イスラム軍が東ローマ帝国を攻撃する。
- 848 二重予定説論争
- 860 ノルマン人がルーシ(ギリシア語でロシア)を支配する。
- 865 聖書が古教会スラヴ語に翻訳される
- 867 東のローマと西のコンスタンティノープルの教会が一時的に分裂する。
- 869 第4コンスタンティノポリス公会議開かれる。
- 878 イスラム軍がシチリア島を占領する。
10世紀[編集]
- 950 デンマーク王ハーラル1世がキリスト教を公認
- 957 キエフ公妃オリガがコンスタンティノポリスで受洗
- 962 東フランク王国(ドイツ)国王オットー1世が神聖ローマ帝国皇帝となる。
- 988 キエフ大公ウラジーミル1世が受洗し、主教座が設置される
- 989 キエフ大公ウラジーミル1世が東ローマ皇帝の妹と結婚し、正教会がルーシの国教になる素地となる
- 995 ノルウェー王オーラヴ1世がキリスト教を導入
- 1000頃 アイスランドがアルシングにおいてキリスト教を国教として受け入れる
- 1000頃 キリスト教に改宗したレイフ・エリクソン、北アメリカを「発見」。布教、領有化は成されなかった
- 1000頃 スウェーデン王オーロフ・シェットコンヌングがイングランド人宣教師によって受洗
11世紀[編集]
- 1014 デンマーク王クヌーズ2世がキリスト教を国教とする
- 1020 クリュニー修道院の改革が、教会改革へと波及する
- 1041 「神の休戦」が制定される
- 1049 教皇レオ9世が即位し、教皇権の腐敗時代が終わる
- 1054 東西教会が相互に破門し、最終的に分裂する(東西教会の分裂)。
- 1073 教皇グレゴリウス7世が教会改革を断行する
- 1074 聖職者の独身制が決定され、妻帯していた司祭などが失職する
- 1075 聖職者の平服が禁止される。俗人による聖職叙任が禁止される
- 1077 教皇グレゴリウス7世に破門された神聖ローマ皇帝ハインリヒ4世が赦しを請う(カノッサの屈辱)
- 1096 第1回十字軍が出発し、パレスチナとシリアの一部を占領する
- 1099 十字軍がエルサレム王国を建国。アンティオキア公国などの十字軍国家も並立
12世紀[編集]
- 1113 聖ヨハネ騎士団が認可される
- 1115 クレルヴォー修道院が創設される
- 1117 ヴェネツィアの聖マルコ聖堂が完成
- 1122 ヴォルムス協約が締結される
- 1123 第1ラテラン公会議開かれる
- 1128 テンプル騎士団が結成される
- 1139 第2ラテラン公会議開かれる
- 1140 南フランスでカタリ派が広がる
- 1147 第2回十字軍
- 1155 スウェーデン王エリク9世、フィンランドへ布教(北方十字軍)
- 1160 ランス大聖堂の建設開始
- 1163 ノートルダム大聖堂 (パリ)の建設開始
- 1170 オックスフォード大学が創設される
- 1177 南フランスでワルドー派が広がる
- 1179 第3ラテラン公会議開かれる
- 1185 カトリック教会で一種陪餐とロザリオの使用が習慣化する
- 1189 第3回十字軍
- 1199 ドイツ騎士団が認可される
13世紀[編集]
- 1202 第4回十字軍がコンスタンチノープルを占領し、ラテン帝国を建国。
- 1209 アルビジョア十字軍がカタリ派征伐の名目で南フランスへ派遣される。
- 1209 アッシジのフランチェスコによりイタリアでフランシスコ会が創立される。
- 1212 少年十字軍が派遣され、その大多数が人身売買で奴隷にされる。
- 1215 第4ラテラン公会議が実体変化の教義を宣言し、聖職者の行動指針を示す。
- 1216 ドミニコが創立したドミニコ会が認可される。
- 1217 ハンガリー王の十字軍がエジプトを攻撃する。
- 1218 第5回十字軍。
- 1223 フランシスコ会が認可される。
- 1228 第6回十字軍。
- 1233 ケンブリッジ大学が創設される。
- 1229 信徒の聖書朗読が禁止される。
- 1245 第1リヨン公会議開催、フリードリヒ2世の皇帝位を剥奪。
- 1248 第7回十字軍。
- 1255 パリ大学がアリストテレス哲学の講義を開始する。
- 1270 第8回十字軍。
- 1273 パリ大学教授でドミニコ会のトマス・アクィナスが『神学大全』を完成する。
- 1274 第2リヨン公会議が教皇選挙の方式を改正。
- 1289 フランシスコ会のモンテコルヴィノが元の大都に派遣される。
14世紀[編集]
- 1303 北京に大司教座が設置される
- 1309 教皇クレメンス5世が教皇庁を南フランスのアヴィニョンに移す(アヴィニョン捕囚)。
- 1311 ヴィエンヌ公会議開かれる。
- 1312 テンプル騎士団が弾圧される
- 1329 マイスター・エックハルトが異端審問にかけられる
- 1345 ルーシで、のちに至聖三者聖セルギイ大修道院に発展する修道院がラドネジのセルギイにより創始される
- 1377 教皇のアヴィニョン捕囚が終わる
- 1378 二人の教皇が並立し、『教会大分裂』が始まる
- 1384 ウィクリフが英語聖書を翻訳
15世紀[編集]
- 1414 公会議主義者の主導によってコンスタンツ公会議が開かれ『教会大分裂』を終わらせ、ヤン・フスを喚問・火刑に処す。
- 1419 ボヘミアでフス戦争が始まる
- 1429 フランスでジャンヌ・ダルクが火あぶりとなる。
- 1431 公会議主義者主導によるバーゼル公会議が始まる。
- 1438 教皇派が公会議をフェラーラ・フィレンツェに移転し、コンスタンチノープル総主教が出席して、東西教会合同の教令を採択(但し、後に正教会側はこの公会議を無効とする)
- 1448 ロシア正教会が独立・成立する
- 1453 オスマン帝国により、コンスタンティノポリスが陥落し、東ローマ帝国(ビザンチン帝国)が滅亡する
- 1479 イベリア半島のカスティーリャ王国とアラゴン王国が合同してスペイン王国が成立する。
- 1492 コロンブスがアメリカ大陸に到達する(西欧人のアメリカ大陸発見)。
16世紀[編集]
- 1504 ハイチに大司教座が設置される
- 1517 マルティン・ルターによる宗教改革が開始される
- 1522 オスマン帝国がハンガリーを攻撃
- 1524 ドイツ農民戦争が始まる
- 1525 ティンダルが聖書を英語に翻訳
- 1529 オスマン帝国による第一次ウィーン包囲
- 1532 神聖ローマ皇帝カール5世がプロテスタントを容認する
- 1534 イングランド王ヘンリー8世が国王至上法を発布してイングランド国教会を創設し、カトリック教会から分裂する。
- 1535 カトリックとルター派の同盟軍が、再洗礼派を制圧
- 1536 ヘンリー8世がイギリス国内の修道院を解散させる
- 1540 ローマ教皇によりイエズス会が修道会として認可される
- 1545 トリエント公会議により、プロテスタント運動に対抗したカトリック教会内部の自己改革が頂点に達する(対抗改革)。
- 1546 プロテスタント、シュマルカルデン同盟を結び、カトリックと対決(シュマルカルデン戦争)
- 1547 イヴァン4世がロシア皇帝(ツァーリ)に即位
- 1549 イエズス会員フランシスコ・ザビエルが来日し、キリスト教を伝える。
- 1563 イングランド国教会が39か条を制定
- 1572 フランスで聖バルトロマイの祝日に、プロテスタントが虐殺される(サン・バルテルミの虐殺)
- 1582 ローマ教皇グレゴリウス13世がグレゴリオ暦を公布する。イエズス会の宣教師マテオ・リッチがマカオに上陸。
- 1584 マテオ・リッチ, 天主実義を著述。
- 1589 府主教イオフが、初代モスクワ及び全ルーシの総主教に就任、他の正教会の四人の総主教からその地位を承認される
- 1593 オスマン帝国がオーストリアを攻撃し、首都のウィーンを包囲する。
- 1596 ブレスト合同により、ウクライナ東方カトリック教会が成立する
- 1597 長崎・西坂で豊臣秀吉の命によりキリスト教徒二十六名が処刑される(日本二十六聖人)。
- 1598 フランスでナントの勅令により、プロテスタントが容認される。
- 1600 スウェーデン、リンチェピングの血浴を行ない、ルター派を国教に定める。
17世紀[編集]
- 1604 アルミニウス論争
- 1611 欽定訳聖書が完成する
- 1618 三十年戦争が始まる
- 1620 イングランドを脱出した清教徒がアメリカのマサチューセッツ州プリマスに上陸。ヴァージニア州で黒人奴隷の使用を開始
- 1622 長崎西坂で55名のキリシタンが処刑される(元和の大殉教)。
- 1629 長崎でキリシタン弾圧のために、踏絵がはじめて行われる。
- 1633 ガリレオ・ガリレイが地動説により異端審問を受ける。
- 1637 長崎、熊本で島原の乱
- 1640 ヤンセニスム論争
- 1643 ウェストミンスター信仰告白
- 1644 イングランド国王軍が議会軍に敗退する
- 1648 清教徒革命により、イングランドの王制が廃止され、共和国となる
- 1648 ヴェストファーレン条約で三十年戦争終決。カルヴァン派を容認
- 1652 ニーコン総主教の着座。以降1666年の追放まで、ロシア正教会の奉神礼をギリシャ化する改革を行う。
- 1653 理神論が盛んになる
- 1660 イングランドで王政復古する
- 1643 ニューイングランド植民地連合が結成される
- 1649 メリーランド州で信教自由法が施行される
- 1670 シュペーナーにより、ドイツ敬虔主義が始まる
- 1673 イングランドで、カトリック教徒の公職就任を禁止する審査律が施行される
- 1683 オスマン帝国の第二次ウィーン包囲失敗。キリスト教各国、神聖同盟を結び、イスラム教に反撃
- 1685 フランスでナントの勅令が廃止される
- 1688 イングランドで名誉革命により、議会が王権に対して決定的に優位に立つ
- 1689 イングランドで信教自由令が施行される
18世紀[編集]
- 1721 モスクワ総主教庁がピョートル1世により正式に廃止され、以降20世紀までモスクワ総主教位は空位となる
- 1734 ニューイングランドで大覚醒が起きる
- 1739 メソディスト派が誕生する
- 1755 ニューイングランド経験主義哲学が始まる
- 1775 アメリカ独立戦争が始まる。
- 1776 アメリカ合衆国が建国される
- 1781 ドイツで信仰寛容令が布告され、修道院が閉鎖される
- 1784 リチャード・レイクスが日曜学校を始める
- 1785 アメリカで政教分離法と宗教税禁止法が施行される
- 1789 フランス革命が起こり、国王派とみなされた聖職者や修道士多数が迫害される。
- 1792 ウイリアム・ケアリがバプテスト伝道協会を設立する。合衆国憲法修正箇条により、信教の自由と、国教制度の否定が明記される
- 1799 イギリス国教会宣教協会が設立される
19世紀[編集]
- 1801 フランス、ローマ教皇とコンコルダートを締結。フランスにカトリックが復活
- 1804 イギリス聖書協会が設立される
- 1804 ナポレオン1世がローマ教皇より戴冠されフランス皇帝に即位する。
- 1806 神聖ローマ帝国が崩壊する
- 1807 ウィルバーフォースが奴隷売買廃止運動を開始
- 1808 アメリカで奴隷貿易が禁止される
- 1810 アメリカン・ボードが設立される
- 1816 アメリカ聖書協会が設立される
- 1827 イギリスで審査律が廃止される
- 1833 オックスフォード運動
- 1837 ギュツラフによる日本語聖書の作成
- 1839 チャーティスト運動
- 1844 YMCAが設立される
- 1846 福音同盟(世界福音同盟の創立会員)が設立される
- 1849 キリスト教社会主義運動が始まる
- 1850 ギリシャ正教会の独立・成立がコンスタンティノープル総主教庁から承認される
- 1854 カトリック教会が聖母無原罪の教義を決定。
- 1859 シナイ写本が発見される
- 1861 南北戦争
- 1865 中国内地伝道会が設立される
- 1864 教皇が「誤謬表」を発表して、近代思想を非難する。フランス聖書協会が設立される
- 1868 修道司祭ニコライ・カサートキンによる洗礼で、日本での正教会信徒が函館で誕生する(ロシアへの漂流民としての日本人正教徒の前例はあり)
- 1869 第1バチカン公会議が教皇無謬説を宣言する。
- 1871 ドイツで体制側とカトリック教会側が対立し、文化闘争が行われる。教皇無謬説が原因でドイツの一部のカトリック教会が復古カトリック教会として離脱する。
- 1873 日本でキリシタン禁制の高札が撤去される
- 1879 日本聖書協会が設立される
- 1885 ルーマニア正教会が独立・成立する
- 1900 プロテスタント教会内でエキュメニカル運動が始まる。
20世紀[編集]
- 1903 社会的福音が提唱される
- 1904 異言を強調するペンテコステ派が誕生する
- 1910 エジンバラ世界宣教会議が開催される
- 1914 サラエヴォ事件が発生し、第一次世界大戦が始まる
- 1919 カール・バルトが『ローマ書』を発表
- 1922 ロシア革命の結果としてソ連が成立し、これ以降ソ連政権下でロシア正教会は大弾圧を受ける
- 1923 弁証法神学(危機神学)が生まれる。アメリカでメイチェン論争により、ファンダメンタリズムと自由主義神学が対立する
- 1925 エキュメニカル運動の成果としてカナダ合同教会が成立する
- 1929 ローマ教皇ピウス11世がイタリア政府とラテラノ条約を締結する(バチカン市国の成立)
- 1931 アメリカのオハイオ州コロンバスで開かれた聖書研究者の大会の決議により「エホバの証人」という名称が採択される
- 1937 エジンバラで信仰と職制世界会議が開催される
- 1939 ドイツ告白教会がナチス政権に対して抵抗運動を行う。イギリス・フランスがドイツに宣戦布告し、第二次世界大戦が始まる
- 1941 アメリカ教会協議会が設立される。日本がアメリカを攻撃し、太平洋戦争が始まる
- 1945 エジプトのナグ・ハマディでグノーシス主義関連の文書が大量に発見される(ナグ・ハマディ文書)
- 1947 南インド合同教会が設立される
- 1947 スウェーデンでルーテル世界連盟が組織される
- 1951 世界福音同盟の結成。
- 1956 西ドイツで良心的兵役拒否が容認される。イギリス聖公会、スコットランド聖公会、メソディスト教会が相互聖餐の関係を樹立する
- 1959 ローマ教皇がプロテスタントに再一致を呼びかける
- 1962 ローマ教皇ヨハネ23世が第2バチカン公会議を開催する
- 1965 カトリック教会のローマ教皇パウロ6世と正教会のコンスタンディヌーポリ総主教が会見し、1054年の相互破門を解く
- 1970 日本ハリストス正教会が独立・成立する
- 1974 ローザンヌ世界伝道会議でローザンヌ誓約が出される
- 1978 ヨハネ・パウロ2世がポーランド人として、またスラブ人初のローマ教皇となる
- 1979 キャンパス・クルセード・フォー・クライストが映画ジーザスを作成。宣教地で用いられる
- 1987 「白いハト」事件
- 1988 「ロシア正教千年祭」、ソ連で開催。988年のルーシの洗礼の千年記念であると同時に、ペレストロイカによる宗教政策緩和の象徴
- 1989 東西ドイツ間のベルリンの壁が崩壊する(共産主義国家の解体開始)
- 1991 ソ連崩壊。東欧諸国で正教会、復活へ
- 2000 大聖年(ジュビリー、ミレニアム)、バチカンの「聖なる扉」(聖年にのみ開かれる扉のこと)が開かれる。ローマ教皇ヨハネ・パウロ2世が聖地エルサレムを訪問し、ユダヤ教の指導者と会談する(カトリックとユダヤ教の和解)
21世紀[編集]
- 2003 バック・トゥー・エルサレム運動。大宣教命令の成就を呼びかける。
- 2007 ロシア正教会と在外ロシア正教会が和解。