平安の祝福
- ヨハネ福音書20:19~29 -
[インマヌエル 上巻.2-36]
[ヨハネ福音書20:19~21] 「19 その日、すなわち週の初めの日の夕方のことであった。弟子たちがいた所では、ユダヤ人を恐れて戸がしめてあったが、イエスが来られ、彼らの中に立って言われた。「平安があなたがたにあるように。」 20 こう言ってイエスは、その手とわき腹を彼らに示された。弟子たちは、主を見て喜んだ。21 イエスはもう一度、彼らに言われた。「平安があなたがたにあるように。父がわたしを遣わしたように、わたしもあなたがたを遣わします。」
*** 私たちの信仰の核心は、十字架につけられ、3日目に復活されたイエス・キリストを信じて、救いを受けることにある。そして、私たちの生活の核心は、復活されたイエスが「あなたがたに平安があるように」と3回も祈られたその祝福を受けることにある。
+ イエスが弟子たちのために祝福されたことは、その日以来、そのまますべて成就された。
1. 平安は弟子たちの前に置かれたすべての障壁を崩した。
「... あなたがたに平安があるように」 (ヨハネ福音書20:19、本文)
(1) 人種の壁が崩れた。
「なぜなら、私たちはみな、ユダヤ人もギリシヤ人も、奴隷も自由人も、一つのからだとなるように、一つの御霊によってバプテスマを受け、そしてすべての者が一つの御霊を飲む者とされたからです。」 (1コリント12:13)
(2) 階級の壁が崩れた。
「主人たちよ。あなたがたも、奴隷に対して同じようにふるまいなさい。おどすことはやめなさい。あなたがたは、彼らとあなたがたとの主が天におられ、主は人を差別されることがないことを知っているのですから。」 (エペソ書6:9)
(3) 宗教の壁が崩れた。
「そこでパウロは、アレオパゴスの真中に立って言った。「アテネの人たち。あらゆる点から見て、私はあなたがたを宗教心にあつい方々だと見ております。」 (使徒行伝17:22)
(4) 政治の壁が崩れた。
「30 ここで王と総督とベルニケ、および同席の人々が立ち上がった。31 彼らは退場してから、互いに話し合って言った。「あの人は、死や投獄に相当することは何もしていない。」 (使徒行伝26:30~31)
2. 平安は弟子たちに驚くべき力として現われた。
「イエスはもう一度、彼らに言われた。「平安があなたがたにあるように。父がわたしを遣わしたように、わたしもあなたがたを遣わします。」 (ヨハネ福音書20:21、本文)
(1) 心の騒がしさと恐れが消えた。
「わたしは、あなたがたに平安を残します。わたしは、あなたがたにわたしの平安を与えます。わたしがあなたがたに与えるのは、世が与えるのとは違います。あなたがたは心を騒がしてはなりません。恐れてはなりません。」 (ヨハネ福音書14:27)
(2) イエス・キリストの死と復活の証人になった。
「いのちの君を殺しました。しかし、神はこのイエスを死者の中からよみがえらせました。私たちはそのことの証人です。」 (使徒行伝3:15)
(3) 弟子たちによって多くの不思議なわざとあかしの奇蹟が行なわれた。
「一同の心に恐れが生じ、使徒たちによって、多くの不思議なわざとあかしの奇蹟が行なわれた。」 (使徒行伝2:43)
(4) 福音の力によって弟子の数が非常にふえて行った。
「神のことばは、ますます広まって行き、エルサレムで、弟子の数が非常にふえて行った。そして、多くの祭司たちが次々に信仰にはいった。」 (使徒行伝6:7)
3. 平安は弟子たちを新しい人になるようにさせた。
「八日後に、弟子たちはまた室内におり、トマスも彼らといっしょにいた。戸が閉じられていたが、イエスが来て、彼らの中に立って「平安があなたがたにあるように。」と言われた。」 (ヨハネ福音書20:26)
(1) 大胆に福音を伝える人になった。
「彼らがこう祈ると、その集まっていた場所が震い動き、一同は聖霊に満たされ、神のことばを大胆に語りだした。」 (使徒行伝4:31)
(2) 信仰で献身する人になった。
「44 信者となった者たちはみないっしょにいて、いっさいの物を共有にしていた。45 そして、資産や持ち物を売っては、それぞれの必要に応じて、みなに分配していた。」 (使徒行伝2:44~45)
(3) すべてのことに感謝する人になった。
「真夜中ごろ、パウロとシラスが神に祈りつつ賛美の歌を歌っていると、ほかの囚人たちも聞き入っていた。」 (使徒行伝16:25)
(4) 喜びと聖霊に満たされた人になった。
「弟子たちは喜びと聖霊に満たされていた。」 (使徒行伝13:52)
*** 誰でもイエス・キリストの死と復活を心で信じ、口で告白すれば救われる。そして、救われたすべての人にキリストの平安が与えられる。私たちは救いの恵みとキリストの平安を知り、いつも感謝しなければならない。