イエス・キリストの御業
- ヨハネ福音書5:36 -
[ヨハネ福音書5:36] 「わたしにはヨハネの証言よりもすぐれた証言があります。父がわたしに成し遂げさせようとしてお与えになったわざ、すなわちわたしが行なっているわざそのものが、わたしについて、父がわたしを遣わしたことを証言しているのです。」
1.イエス・キリストの御業とは何か
イエス・キリストの御業とは、単なる奇跡や不思議な出来事にとどまるものではありません。病を癒し、悪霊を追い出し、パンを増やし、嵐を静められたことは確かに驚くべき御業です。しかしそれらはすべて、神の愛と救いを人々に示すためのしるしでした。
イエス様は、神がどのようなお方であるかを、その生き方と行いによって明らかにされました。御業の中心には、常に「失われた者を探し、救う」という神の御心がありました。
2.癒しと赦しの御業
福音書を見ると、イエス様は病人や罪人、社会から疎外されていた人々のもとに進んで近づかれました。中風の人を癒された時、イエス様はまず「あなたの罪は赦された」と語られました。
ここに、イエス・キリストの御業の本質があります。
イエス様の御業は、肉体だけでなく、心と魂を回復させる御業です。人を縛っていた罪と絶望から解放し、神との関係を回復させるために来られたのです。
3.十字架と復活 ― 御業の完成
イエス・キリストの御業の頂点は、十字架と復活にあります。
十字架は人間の目には敗北のように見えました。しかしそれは、罪を背負い、私たちを神と和解させるための救いの御業でした。
そして三日目の復活によって、死と罪の力が打ち破られたことが示されました。ここに、神の御業が完全に成し遂げられたのです。
4.今も続くイエス・キリストの御業
イエス様の御業は、過去の出来事では終わっていません。復活された主は、今も生きて働いておられます。聖霊を通して、私たちの人生の中に働き、悔い改めと新しい命へと導いてくださいます。
また主は、私たちを御業の器として用いられます。愛し、赦し、仕えるとき、そこにイエス・キリストの御業が現されるのです。
*** イエス・キリストの御業とは、神の愛が目に見える形で現された救いの御業です。私たちはその御業を信じ、受け取り、そして証しする者として招かれています。私たち一人ひとりの歩みの中に、主の御業が新しく現されることを祈りましょう。
